カープ号運転200万キロ 用具の他に殿堂入り選手も“運んだ”名物トラック運転手 かつて広島カープに、用具運搬係として日本中を走り回る名物ドライバーがいた。前眞澄さん(69)。丸眞運輸の社長でありながら今なおハンドルを握るその前さんが、カープ時代の思い出話を語った。 前さんと聞いてピンとくる人は、かなりのカープ通だ。身長162センチ、体重50キロ。小柄な体でカープ号という大型のトラックを操ること40年。2016年6月に総走行距離200万キロという“大記録”を打ち立てた後、前線から退いた知る人ぞ知る広島の小さな鉄人だ。 https://www.daily.co.jp/opinion-d/2021/01/23/0014025100.shtml