「(メジャー挑戦について)話はしましたが深くはしていない。状況が合えば、タイミングが合えばというニュアンス」 広島・鈴木誠也のメジャー挑戦の意思は揺らいでいないようだ。 コロナ禍の中、選手自身も様々なことを考慮し自らの身の振り方を模索している。ヤンキースからFAとなっていた田中将大は日本球界復帰を選んだ。いくつかの選択肢がある中で、鈴木はメジャー挑戦を来るべき『夢』として追い続けている。 「マエケン(前田健太・ツインズ)の時もそうだけど、基本的にメジャー志向の選手はできる限り応援してやりたいという気持ちはある」(広島・鈴木清明球団本部長) 鈴木個人の権利となる海外FA権取得まで、順調にいって残り2年36日。最短でも30歳目前での挑戦となり、普通に考えれば野球選手としては全盛期ギリギリの時期となる。球団としても鈴木の気持ちを尊重し、夢の後押しをしてくれるのは心強い。 12年ドラフト2位で二松