2018年度に、クラウドビジネスで200億ドルの売上を目指すという目標を掲げ、着実に成長を遂げているMicrosoft。その原動力を、「Build 2017」で発表された新たなクラウドサービスに探る。 企業のクラウド活用が新たなフェーズにシフトし始めている。基幹システムのクラウド化を推進する大手企業が現れるなど、業務を遂行する上での心臓部を預ける企業が少しずつ増えているのだ。 こうしたトレンドは、クラウド上に新たな循環をもたらす。基幹システムがクラウド化されると、さまざまなデータがクラウド上に蓄積されるようになり、それを活用するアプリが開発される。そうすると、さらにクラウドの利用が増える――といった具合だ。 こうした好循環を背景に、クラウドベンダーの勢いは増す一方であり、中でもMicrosoftのクラウド事業が好調に推移しているという。米Microsoft クラウド&エンタープライズ事業マ
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