9月28日、イランは核問題で緊張が高まるなか連日のミサイル試射。写真は27日に発射実験が行われた「ファテフ」(2009年 ロイター/Fars News/Ali Shayegan) [テヘラン 28日 ロイター] イラン国営テレビは28日、同国が中距離ミサイルを試射したと報じた。前日に革命防衛隊が軍事演習の一環で短距離ミサイルを発射したことが報じられたばかり。新たなウラン濃縮施設が明らかになり、核問題をめぐる欧米諸国との緊張がにわかに高まる中での連日のミサイル発射となる。 国営テレビは、革命防衛隊が射程距離300─700キロの「シャハブ1」と「シャハブ2」を発射、28日中に射程距離がさらに長いミサイルが発射されると報じた。これは「シャハブ3」を指しているとみられる。イラン当局によると「シャハブ3」は射程距離が2000キロ程度でイスラエルやペルシャ湾岸の米軍基地を射程圏内に収める。2008年半