もはや、郵便物を気軽にゴミ箱に捨てられる時代ではありません。家庭でシュレッダーを買おうと考えるのも当たり前のことのようです。とはいえ、シュレッダーは音もデカイし、置き場にも困るしで、まだまだ家庭に置く道具としては、こなれていない印象を受けます。多少、デザインが良いものも出てきましたが、その構造上、結局キレイなごみ箱、といったもの以上の物は出てきません。手動式に至っては、頼むから誰かデザインしてくれ、というようなものが主流です。 しかも、個人での情報流出といえば、郵便物に書かれた住所や、キャッシュカードやクレジットカードの明細くらいで、紙そのものを細切れにする必要はなかったりします。そこに目をつけた上に、それを製品化するに当たって、見事にデザインされた道具に仕立ててあるのが、インフ・デザイン・オフィスの「name-off」です。一見、大きめのステープラーのような、スリムなパンチのような道具で