[米カリフォルニア州サンノゼ 29日 AP] 頑強な捕鯨船エリー・メイ上の絶叫する船乗りたちを描写したおぼつかない文章が、年に一度の「駄目な文章」コンテストで優勝した。米ワシントン州フェデラル・ウェイのデビッド・マッケンジーさん (55) は、次の文章でサンノゼ州立大学で毎年開催されているブルワー・リットン小説コンテストで大賞を受賞した。 「満月の極みに耳を澄ませば北東からのナンタケット海峡の音と犬が訳もなく吠えているのを風が吹き飛ばしているのが聞こえると人は言う。ジョン・マクタヴィッシュ船長の頑強な捕鯨船『エリー・メイ』の乗組員たちの恐ろしい絶叫が聞こえる。ラムが流れ、デイビー・ジョーンズが呪われ、ビッグ・ジョンが彼の手下たちを数回の絶叫コンテストのうちの最初に甲板に出すような夜だ」 このコンテストは散文のパロディを競うもので、参加者たちは架空の小説のダメな書き出しの部分を提出する。この