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ブックマーク / jmasia.hatenadiary.org (4)

  • 性と愛 (5:緊急避妊をめぐって) - J.マシア神父のブログ「手作りの考え方」

    緊急避妊についての問い合わせを受けたことをきっかけにこの問題を取り上げることにしました。前から気にしていた避妊と中絶の区別に関する誤解が多いことに気づき、ここで要点だけを簡単にまとめ誤解を無くしたいと思います。 緊急避妊法(英語でECという省略で知られている Emergency contraceptionのことですが)とは、図らずも避妊せずにセックスしてしまったとか、コンドームの破損や脱落とか、レイプにあった場合とか、腟外射精の失敗などによって妊娠する可能性が高いのに、どうしても妊娠を回避したい場合には一時的に使用される避妊法です。 性交後72時間以内に薬をのむことによって妊娠を避ける方法なので、その薬のことを緊急避妊ピルまたは翌朝ピルと呼ばれるようになりました。できるだけ早く内服を開始すると避妊効果が高くなるのですが、性交後72時間以内に薬を2錠内服し、最初の内服の12時間後に再度2錠内

    性と愛 (5:緊急避妊をめぐって) - J.マシア神父のブログ「手作りの考え方」
    antonian
    antonian 2010/02/28
    避妊に関する考え方 カトリック教会に於ける現場でも誤解されていることは多すぎるな
  • 性と愛の人間学(4)。性的志向と差別 - J.マシア神父のブログ「手作りの考え方」

    性的志向と差別 同性同志の結婚を認め、そのカップルが子供を養子縁組でもらうことを承認する法律が世界のどこかで可決されるたびごとに同性愛問題に関する議論はなお激しくなります。一方レスビアンとゲイの権利を主張する運動が強くなりますが、他方では逆の極端まで走って同性愛の傾向の人々をその傾向をもっているという理由だけで差別扱いする反応も少なくないのです。教会の中でもこの問題を落ち着いて取り上げることは容易ではありません。 枚数の少ない原稿で微妙な問題をわかりやすく扱うことが困難ですが、まず、箇条書き程度で幾つかの基礎的な点を思い起こしておくことにしましょう。  同性愛者という言葉は、場合によって差別用語にもなりかねないから、要注意。正確に言えば「同性に対する性的な傾向(inclination)をもっている者」は人間であり、人間としての尊厳と権利の主体であり、差別の対象にしてはいけないものです。

    性と愛の人間学(4)。性的志向と差別 - J.マシア神父のブログ「手作りの考え方」
    antonian
    antonian 2010/02/26
    今世紀の課題となる問題ではあるな マシア師のまとめは有り難い
  • 性と愛の人間学(つづき:その3) - J.マシア神父のブログ「手作りの考え方」

    現代における性の現状をよく見つめている日司教団文書『いのちへのまなざし』は、狭い「性の倫理」の捉え方を避け、広い視野に立って現代社会における人間関係のゆがみを告発しようとします。そのため、性の問題を、揺らぐ人間関係という枠組みの中で取り上げ、「切り離された性」(25−27番)と「性の来の意味と力を取り戻すために」(28−31番)という二つの項目で扱っています。 「その場限りの肉体的コミュニケーションを志向した不特定多数との性行為や、結婚における互いへの誠実を踏みにじる不倫行為が、テレビ映画、週間誌、コミック誌などによって無責任に奨励され、その商業主義によってさらに加速しています」(26番)・・・「性の交わりを通して、愛する喜び、愛される喜びを深く確かめ合うことのできる男女は、どんな厳しい人生の試練に直面しても、それをくぐり抜けていくことのできる勇気をくみ取ります」(28番)・・・「性

    性と愛の人間学(つづき:その3) - J.マシア神父のブログ「手作りの考え方」
    antonian
    antonian 2010/02/02
    性にまつわるカトリックの考えのまとめ。参考になる。
  • 使徒信条-3- - J.マシア神父のブログ「手作りの考え方」

    六甲教会宗教教育箇条書き 使徒信条 -3- 「主は聖霊によって人となり、乙女マリアから生まれた」 マタイ福音書とルカ福音書におけるイエスの誕生物語は史的事実でもなければ、子供向けのおとぎばなしでもありません。それは信仰の立場からの創作です。その物語を通してイエスとは誰であるのか、そして神はどのように現れ、どこに見出されるのかということが伝えられます。 この話しを奇麗ごとにしてしまうと、マリアの妊娠は奇跡的な出来事であるかのように扱われ、イエスの誕生は例外的なことのように描かれてしまいます。しかし、イエスの誕生は例外的であったというよりも、むしろすべての誕生において起こる不思議な謎はイエスの誕生に照らして解き明かされると言ったほうが適切な読み方のように思われます。というのは、どの子でも親から生まれると同時に、聖なる息吹によって生まれると言えるからです。 マタイ福音書に現れているように、ヨセフ

    使徒信条-3- - J.マシア神父のブログ「手作りの考え方」
    antonian
    antonian 2008/07/20
    死刑制度と赦しの問題
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