ポーランドで、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺=ホロコーストに、ポーランドが国として加担したと公に非難することを違法とする法律が成立し、イスラエルやアメリカからは歴史の議論を妨げるおそれがあるとして懸念する声が出ています。 またナチス・ドイツがポーランドに造ったアウシュビッツなどの強制収容所についても「ポーランドの収容所」と呼ぶことも禁止するとしています。 大統領は「ポーランドの利益と尊厳、歴史の真実を守るものだ」だと意義を強調すると同時に、憲法裁判所に法律に問題がないか確認を求めるとしています。 これに対してアメリカやイスラエルからは懸念する声が出ていて、ティラーソン国務長官は6日、過去の戦争犯罪に関する自由な議論や研究活動を妨げるおそれがあると非難しました。 第2次世界大戦中、ポーランドはナチス・ドイツと旧ソビエトに侵攻され、ユダヤ人300万人を含む600万人が死亡するなど甚大な
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