2024年11月17日投開票の兵庫県知事選で、県内の市長22人が無所属の前尼崎市長、稲村和美氏(52)の支持を表明したことについて、県選管は15日、公職選挙法には抵触しないとの見解を取材に明らかにした。 市長らの表明について、X上では、その地位を利用した公選法違反行為ではないかとの声が一部で相次ぎ、一時トレンド入りしていた。 「市長らが地位を利用して選挙活動をしている」と騒ぎに 今回の知事選は、県議会の不信任を受けた斎藤元彦前知事(47)の失職によるもので、斎藤氏と稲村氏を含め計7人が立候補した。 選挙戦では、斎藤氏がパワハラ問題で県議会・百条委員会の証人尋問に呼ばれるまでの経緯を巡って、ネット上で様々な情報が飛び交った。真偽不明のものも多かったが、それらの情報を元に激しい非難の応酬が繰り広げられた。 候補者の街頭演説を阻害したり聴衆に暴力を振るったりする動画も拡散し、逮捕者が出るまでにな