JR中央線の東京~大月、青梅線の立川~青梅の間にグリーン車を導入する準備がすすむ。グリーン車は東海道線などと同じく2階建て2両で、おもに快速線を行くE233系の東京寄りから4・5両目(4・5号車)に組み込み、12両編成で走る。 2020年のグリーン車サービス開始をめざして準備がすすむ中央線・青梅線のなかでも、青梅駅は進化スピードが早い施設のひとつ。島式ホーム1面2線の現状から、編成延長対応だけでなく山側にもうひとつホームを設置し2面3線とする工事で、2019年秋の完成をめざしてすすめられている。16枚の写真とともに見ていこう。 山側にホームを新たに置くために、電留線の線路の一部を撤去し、鉄筋コンクリート造のホームを設置。多摩川側にある駅舎から続く地下通路も新ホーム直下まで延伸させ、エレベーターや階段でホームとつなぐ。 電留線の再整備もすすむ。山側にあった1本の留置線は、線路を撤去。現ホーム