テレビドラマの脚本家を志す人を増やしたい NHKが“世界を席巻するドラマを作る”とホンキだ。その名は「WDRプロジェクト」。テーマは“NHKに変革を起こす”。 プロジェクトの参加メンバー(脚本家)の一般公募にあたり「結構ホンキです」と書いてある(下記画像参照)。どれくらいホンキなのか、企画したNHKスタッフたちの意思を聞こうと取材を試みた。そこでわかったのは、NHKスタッフの変化の兆しであった。 NHKが作成したWDR募集画像より WDRとはWriters’ Development Roomの略。複数のメンバーによる脚本家チームを作り脚本開発するプロジェクトになる。海外ドラマでは珍しくないやり方で、海外ドラマの強度が高い理由はこのチーム性によるものであるとも言われる。 日本でもそのシステムを取り入れて連続ドラマを作ってみようと立ち上がったのは保坂慶太さん。現在、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」