RHEL系を使っていて、yumで取得できないバージョンのパッケージを使いたい場合、一般に以下の選択肢があります: 他ディストリビューションのSRPMをビルドしてRPMを生成する。 配布元のtar ballをビルドしてRPMを生成する。 配布元のtar ballを /usr/local 等にインストールする。 Gentooに乗り換える。 このようなケースでは、パッケージのライフサイクルに合わせて誰がどのように運用していくか、担当者の頭を悩ませることになります。構築手順が後で分からなくなると悲惨です。そのための対策として、構築手順書を用意したり、バージョンアップ用のスクリプトを書いたりすると思います。 本稿では、対策の一つとしてJenkinsによる自動化を考えてみます。ワンクリックのRPMビルドが可能になることで、yumのようなきめ細かいバージョンアップも現実的になります。また、運用担当者の負