ロンドン五輪キップを獲得した「なでしこジャパン」の“聖地”となる新スタジアムの建設計画があることが12日、分かった。有力候補地は、東京・練馬区の遊園地「としまえん」敷地。W杯制覇に続き五輪で金メダルを狙う「なでしこ」にとって、ビッグプレゼントとなる。一方、中国から帰国したなでしこの佐々木則夫監督(53)は、五輪代表入りを目指す選手たちを“世界行脚”で視察する方針。安藤梢(29)=デュイスブルク=ら4人は、所属クラブのある欧州へと向かった。 勝手に名付けるなら『なでしこスタジアム』だ。日本サッカー協会関係者らの話で、夢の競技場建設計画があることが分かった。 「“なでしこの聖地”をつくりたいね」 「なでしこ」が帰国したこの日、都内のホテルで開催された「日本サッカー協会創立90周年記念パーティー」で、出席者たちが口にした。W杯優勝という偉業の記念事業として浮上したのが“聖地”建設だ。 これまでの