民進党の長島昭久・元防衛副大臣(54)は1日午前、9月の党代表選に出馬する意向を固め、周囲に伝えた。 複数の関係者が明らかにした。近く正式表明する予定で、代表選出馬の意向を明らかにするのは長島氏が初めて。ただ、推薦人20人の確保はこれからで、他の候補と一本化を目指す可能性もある。 党内保守系の長島氏は、岡田代表が進める共産党を含む野党共闘に批判的だった。 周辺には「参院選、東京都知事選と戦い、民進党の主体性を失った野党共闘路線の限界が明らかになった」と述べており、代表選では共闘路線の変更を訴える構えだ。 代表選を巡っては、保守系のリーダー格である前原誠司・元外相や蓮舫代表代行の出馬が取り沙汰されている。