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ブックマーク / bijutsutecho.com (3)

  • 育成ゲームに潜む「暴力」とは? 相磯桃花が問い直すキャラクターとプレイヤーの関係性

    相磯桃花は1993年大阪府生まれ。映像作品や平面作品をメインに、これまで2014年の「LITTLE AKIHABARA MARKET」(ROPPONGI HILLS A/D GALLERY)や、2016年の「BOYS LOVE」(新宿眼科画廊)をはじめとする多数のグループ展で作品を発表。また、雑誌『美術手帖』2016年8月号のメインビジュアルや、アイドルグループ「バンドじゃないもん!」メンバーによるソロ楽曲のメインビジュアルを務めるなど、活躍の場を広げている。 相磯の描く「萌え絵」と称されるアニメ調のキャラクターは、たんなる絵のクオリティの高さや可愛さだけで成立することなく、冷静な視線で暴かれていく自意識や承認欲求に加えてどこか不穏な空気を漂わせる。 「 私がした暴力 」と題された展では、「キャラクターへの暴力」をモチーフにした作品を発表。育成ゲームなどにみられるプレイヤーによるキャラク

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  • ブリューゲルの《バベルの塔》が24年ぶり来日! ネーデルラントの「至宝」が東京都美術館で公開

    今年もっとも話題となっている展覧会のひとつが、来月ついに開幕する。展の目玉は、16世紀ネーデルラント美術を代表する巨匠、ブリューゲル1世(1525頃〜1569)の《バベルの塔》(1568頃)の24年ぶりの来日。約1400人もの登場人物が緻密に描き込まれた、大スケールの名作を間近で見られることに加え、原寸を約300%に拡大した複製画と3DCG動画も公開される。 また、ブリューゲルが手とした画家、ヒエロニムス・ボス(1450頃〜1516)の油彩画も来日。奇怪ながらもファンタジックな世界観の個性的な作品群で、現代でも人気の高いボス。世界中で約25点しかないとされる希少な現存作品のうち、初来日となる2点が展示される。 展は、ブリューゲルとボスを中心に、2人が活躍した16世紀ネーデルラントの美術を概観できる構成。油絵や銅版画、彫刻など約90点の出品作で、宗教絵画から風景画、風俗画へと展開してい

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  • 杉本博司が見せる文明の終焉 東京都写真美術館リニューアル開館

    博司が見せる文明の終焉 東京都写真美術館リニューアル開館約2年の改修休館を経て、9月3日に東京都写真美術館がリニュ--アルオープンを迎える。新たな愛称に「TOP MUSEUM」を掲げ、写真・映像分野で世界トップクラスを目指すという同館。照明や床、可動壁などのインフラ改修に加え、ミュージアムショップやカフェの刷新など、恵比寿の新たなランドマークとして生まれ変わる。そのこけら落としとなるのが「杉博司 ロスト・ヒューマン」展だ。「海景」や「ジオラマ」シリーズなどで知られる杉が、展では「文明の終焉」をテーマに新たな展開を見せる。 杉博司(「廃墟劇場」シリーズの前で) 展を構成するのは杉の代表作のひとつである「劇場」シリーズを進化させた世界初公開の「廃墟劇場」と、邦初公開の「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」、そして新インスタレーション「仏の海」の3シリーズ。美術館

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