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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (9)

  • 「ゲームを題材にしたライトノベル」の分類 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    暗殺拳はチートに含まれますか? ~彼女と目指す最強ゲーマー~ (ファンタジア文庫) 作者: 渡葉たびびと,きただりょうま出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/12/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見るという作品を読んだわけです。おもしろかったです。一子相伝の暗殺拳を学んだヒロインと一芸特化でプロゲーマーやってる主人公のボーイ・ミーツ・ガール。VR格ゲーで恋人同士が手に手を取り合って強敵に挑む青春ゲーマー小説です。 さて、ラノベは昔からゲームと親和性が高く、それを題材とした作品も数多いです。ましてや昨今は「VRMMORPGもの」が流行っていて、バーチャルリアリティで再現されたゲーム世界を舞台にした作品が急激に増加しています。そんなわけで、 「ゲームを題材にしたラノベ」と一口に言ってもゲーセンで対戦する話とVRMMORPGものを一緒にするわけにもいかないので分類した

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  • 2017年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    CCCが徳間書店と主婦の友社を買収 「CCC」はカルチュア・コンビニエンス・クラブの略で、あのTSUTAYAを運営している会社です。その傘下にはアース・スターがあり、ラノベレーベルとしてアース・スターノベルを持っています。 徳間書店と言えばメディアミックスの先駆者であり、かつてはアニメージュ文庫に徳間デュアル文庫、トクマ・ノベルズEdgeといったラノベレーベルを抱え、銀英伝などの名作も送り出してきた出版社です。 主婦の友社は、初期の電撃文庫の販売元であり、近年ではヒーロー文庫を立ち上げてWeb小説書籍化ブームの火付け役のひとつとなった出版社です。 世間的には「TSUTAYAの会社がアニメ雑誌の会社と女性ファッション誌の会社を買収した」みたいな感じでしたが、ラノベ業界にとっても大きなニュースでしたね。 ついでに書いておくと、突然の刊行中止で話題となった「レッドライジングブックス」のリンダパブ

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  • 10年前のラノベが好きだったあなたに現在のラノベをオススメする - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    要するに「昔のラノベと今のラノベで何となく似た要素がある作品を比較して紹介しちゃおう」という記事です。 『涼宮ハルヒの憂』 vs 『いでおろーぐ!』 涼宮ハルヒの憂 (角川スニーカー文庫) 作者: 谷川流,いとうのいぢ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/06メディア: ペーパーバック購入: 20人 クリック: 1,535回この商品を含むブログ (1481件) を見るいでおろーぐ! (電撃文庫) 作者: 椎田十三,憂姫はぐれ出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2015/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る行動力に溢れたヒロイン、その彼女を補佐する主人公、無愛想でぺったんこな少女、ふわふわした美少女、なんだか胡散臭いイケメンと、彼らが所属するよく分からない部活動、そしてヒロインに秘められた能力は世界の危機にまで

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  • ぼくのわたしのライトノベル遍歴 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ラノベ遍歴を語るのが少し流行っているみたいなので自分のも書いてみることにした。 最初に出会ったライトノベルは『お嬢さまとお呼び!』だったと思う。縦ロールが自慢の高飛車なお嬢様が騒動を巻き起こす学園コメディである。新装版が出ているが、もともとの刊行時期は90年代の前半。 お嬢さまとお呼び! 作者:森 奈津子エンターブレインAmazon 子供のころの私は、自分が欲しい漫画をなかなか買ってもらえなかったので(禁止されていたというほど厳しいものではなかったが)、親から買い与えられた児童文学・歴史小説と、姉が持っていた少女向け小説漫画ばかりを読んでいたのだ。 流星香の『プラパ・ゼータ』『電影戦線』『天竺漫遊記』。瀬川貴次の『聖霊狩り』『闇に歌えば』。真堂樹の『四龍島』シリーズ。橘香いくのの『有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険』。そして小野不由美の『十二国記』。このあたりが小学生から中学生にかけて

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  • 「ロボット」「青春」「戦記」「スポーツ」…ライトノベルでいちばん少ないジャンルはどれ? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    前置き 事の発端は、とあるインタビュー記事で「ラノベで戦記ファンタジーって珍しいですよね?」みたいな発言をインタビュアーがしていたことです。「ラノベを読まない人のあいだではどういう認識がされているのだろうか?」と疑問に思った私は、Twitterアンケートを用いて調査をしてみました。選択肢は「ロボットもの」「青春恋愛もの」「戦記もの」「スポーツもの」です。 ライトノベルをあまり「読まない」人に質問です。次のうち、近年のラノベで最も「少ない」ジャンルはどれだと思いますか? お暇でしたらついでに少ない順に並べてみてください(リプライしてね)。— mizunotori (@mizunotori) 2016年7月16日 結果としては、 スポーツものがいちばん少ないと思う人…64% ロボットものがいちばん少ないと思う人…21% 戦記ものがいちばん少ないと思う人…9% 青春恋愛ものがいちばん少ないと思う

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  • 「最近のラノベはタイトルで内容を全て説明している」は本当か? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    これは大ヒットした「ビリギャル」のポスターなんだけど、原作の書籍の段階からそうなんだけど、ほぼストーリー全部説明しちゃってるわけですよ。こんくらいやらないとその場で「面白そうだな、じゃあ見ようか」っていうお客さんを呼び込めない。https://t.co/GQaUhlzxSd— cdb (@C4Dbeginner) 2016年5月10日 このツイートをRTして「ラノベの長文タイトルも同じだよね」とか言っている人たちを見かけた。 そういえば「最近のラノベはタイトルで内容を全て説明している」「最近のラノベはタイトルを読めばオチが分かる」などと豪語する人も散見される昨今である。 はてさて、ラノベの長文タイトルは、当に作品の内容を詳しく説明しているのだろうか。 いくつかの有名作品を例に挙げてみよう。 関連記事: ライトノベルのタイトルの「長文」化について - WINDBIRD いまだにラノベの長文

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  • アメコミヒーローをモチーフにした最近のライトノベル選 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「バットマンvsスーパーマン観たいけどなんかズルズルとタイミングを逸していて観れそうにないよー」という気持ちを込めて書いた記事です。 夜明けのヴィラン 夜明けのヴィラン 聖邪たちの行進 (ダッシュエックス文庫) 作者: 地草子,赤井てら出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/02/25メディア: 文庫この商品を含むブログを見る超能力者たちが、ある器質的な特徴によって、絶対的な善である「ヒーロー」と、絶対的な悪である「ヴィラン」とに振り分けられる、一種のディストピア的な近未来世界が舞台。 死んだ父から能力を受け継いだ少年と、新米ヒーローである少女が出会い、凶悪なヴィランと戦いながら、その裏にある巨大な陰謀へと立ち向かっていくというダークヒーローアクション。 ヒーローたちの能力がいちいちコミカルで面白いんだけど、そんな彼らが容赦なく虐殺されていくギャップが魅力。 また学園ものでもあり、

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  • 異世界チートでも異能バトルでもない「最近のラノベ」30選 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    Twitterを見ていると、「最近のラノベは異世界でチートするような作品しかない」みたいなツイートがよく流れてきてイライラするので、おうそれやったらファンタジーとか異能バトルとか以外でオススメのラノベを紹介したろうやないか、と思って書いたのがこの記事です。 最初は「異」で韻を踏もうと思って「異性ハーレム」という新語を爆誕させたんだけど流石にちょっと無理やりだったので外しました。でもなるべくハーレムラブコメも避けてるよ。 あといわゆる「ライト文芸」系は、私があんまり読んでないので入ってないよ。 という感じでいきます。 この恋と、その未来。 この恋と、その未来。 -一年目 春- (ファミ通文庫) 作者: 森橋ビンゴ,Nardack出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2014/06/30メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見るまずは鉄板の作品からいきま

    異世界チートでも異能バトルでもない「最近のラノベ」30選 - WINDBIRD::ライトノベルブログ
  • そろそろスペオペなラノベがくるんじゃない? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    刊行点数の増加と共にかつてないほどジャンルの幅が広がってきた最近のライトノベル業界。バトルにラブコメにファンタジーにミステリ、戦記モノに青春モノに教官モノにお仕事モノ…と考えていて、ちょうどスペオペが空白地帯になっているんじゃないかと思い至りました。 「スペオペ」という語は定義が分裂気味ですが、とりあえず「広大な宇宙を舞台とした冒険もの、もしくは戦記もの」というあたりにしておきましょう 同じ「SF」の中でも、ディストピアな未来の話だとか、タイムループを扱った話だとか、そういうラノベはけっこう多いんですよね。「殺戮のマトリクスエッジ」とか「バベロニカ・トライアル」とか「レターズ/ヴァニシング」とか「ひとつ海のパラスアテナ」とかすぐに思い浮かびますし、ヒット作で言えば「ソードアート・オンライン」や「魔法科高校の劣等生」もSF要素が強い。ハヤカワのほうで書いているラノベ作家もたくさんいますし、S

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