幼稚園のころから『ちびまる子ちゃん』や『ドラえもん』などの落書きをよくしていました。小学生からは『なかよし』や『りぼん』などのマンガ雑誌をお小遣いで買って、模写の投稿をしていました。投稿した絵は雑誌に掲載していただくことがあり、そういう経験を繰り返すうちに、自然と絵を描く事が当たり前のような感覚になっていきました。最初は好きな漫画の模写が殆どだったものの、友人が漫画用の画材を学校に持ってきていたことに触発され、自分でも画材を揃えて色々試して描いてみるようになりました。友人と一緒に、交換日記のように漫画を描く事もありましたね。中学や高校では、年に一回の文化祭に合わせ、有志でオリジナルの同人誌を作って無料配布を行ったりしていたのですが、先輩のマンガ作品がとっても上手で、憧れていましたね。ノートを持っていって絵やサインを描いてもらったりもしました。(笑) ――何か絵の勉強はされていましたか。 中