「それに若い子が少ないじゃないですか。やっぱり若くてかわいい子がいいです。親も子どもを欲しがってるし。アニメキャラはもちろん、声優だって20歳代後半でババア扱いのギョーカイですから。そういう世界にいた自分としてはその辺のおばさんなんて無理ですね」
技術が日進月歩で進歩する現代は、SF作品が現実化しているようだ。この時代を先取りして見せたサイバーパンクSFの代表作に、アニメ映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(1995年公開)がある。元々は士郎正宗氏の漫画で、アニメ映画化によって世界のクリエイターとエンジニアに大きな影響をもたらした。今話題の中国SF『三体』を書いた劉慈欣氏も、自身が愛好するSF作品のひとつに「攻殻機動隊」を挙げている。SFの世界におけるひとつの発火点である押井氏に、SF的なインスピレーションの生み方を聞いた(このインタビューは、ダイヤモンド・オンラインの特集「ビジネスリーダーよ、SFを読め!」に連動しています)。(聞き手/ダイヤモンド編集部 杉本りうこ) 【この記事の画像を見る】 ● 重要なのはAIじゃない 人間の能力の拡張だ ――「攻殻機動隊」が公開された当時の日本は、バブル崩壊後ではあったけれ
北海道のほぼ中央に位置する美瑛町。 見渡す限りに続く波状の丘陵地帯には、同じ作物を続けて作らない「輪作」による色とりどりの畑がパッチワークのように広がっている。 【画像】畑の中心でポーズ…SNSで見つけた迷惑行為の数々 この絶景を求めて世界中から年間約160万人の観光客が訪れる美瑛は、いまや日本有数の観光地の一つになっている。 しかしその反面、観光客が農地を踏み荒らすなどのマナー違反が増加し、近年は深刻な問題になっているという。 そこで、美瑛の農家が「立ち入り禁止」と書かない「畑看板プロジェクト」という観光公害対策プロジェクトに乗り出し話題になっている。 そもそもマナー違反が増えた原因のひとつは、SNSなどで多くのフォロワーを持つ「インフルエンサー」だという。 彼らが無断で撮影したとみられる写真をマネしようと、同じ風景を探して農地に入り込む観光客が増えているそうだ。 「作物を踏まなければ畑
文字の「書体」=フォントについて意識したことはありますか。新聞や本、スマホなどで読まれる文字にはその用途にあった様々なデザインの書体が使われています。そんな中、開発に10年かけたある書体がいま、教育現場で注目を集めています。 大阪府和泉市で看板店を営む板倉賢治さん(53)。板倉さんは看板制作の傍ら、定期的に自分で手書きした作品を1年ほど前からSNSに載せるようになりました。 Q.全部手書きですか? 「そう、手書き。下書きはなしで」(板倉賢治さん) 国内でこの技術をもつ職人は数少ないといいます。そしてこの文字にはある特徴が。 「これ『角ゴシック』。角が角ばってるやつ。これ『丸ゴシック』。『ナール』って知らん?阪急電車の駅標、あれナールやで」(板倉賢治さん) 板倉さんは客が発注したイメージに合うように文字の形をあらわす「書体」にこだわりを持っています。その種類は『明朝体』と『ゴシック体』など、
公共の場で、子どもの泣き声やぐずる姿は歓迎されない。仕方なくスマホを見せてあやそうとすれば、今度は「スマホなんか使って……」。スマホ育児の背後には社会の不寛容も見え隠れする。 【イラスト】子どもにスマホを見せるタイミングは? 子育て世代には、社会からのプレッシャーもある。 東京都の30代の女性は9月、都心から郊外へ向かう電車で焦った。1歳半の息子がぐずって「あーっ」と大きな声をあげ、乗客の視線が集まった。「静かにね」と言ったが、聞いてくれない。いたたまれず、スマホを出して動画を見せると、やっと静かになった。そのときだった。 「子どもにスマホばかり見せて。やっぱり若いお母さんよね」。近くにいた年配の女性たちが自分を非難する声を聞いた。 「じゃあどうすればいいの? 降りればいいの?」 ほぼ毎日一人で息子の世話をする。息子と一日中向き合っていると、さすがに息が詰まり、外に出る用事を作った。それな
昨年秋以降、街中ではあまり見慣れないシンボルマークがネット上で拡散しています。投稿されているのは標識などの製作会社が作ったうさぎのマーク。見た目では理解されにくい「ある障害」を持つ少年が、周りから心無い言葉を受けたのがきっかけでした。手がけた社長は「『マーク屋』として解決すべき役目を感じた」と言います。ツイッターによって生まれたムーブメントから、障害者を示す「マーク」について考えてみました。(朝日新聞記者・金澤ひかり) 【画像】このシール、どこかで見たこと……ないですか? 聴覚過敏保護用シンボルマーク ツイッターで話題になっているのは、苦手な音を防ぐためのイヤーマフなど、聴覚過敏対策の「保護具」を表した「聴覚過敏保護用シンボルマーク」。作ったのは、大阪市北区で標識や銘板などを手がける会社「石井マーク」です。 聴覚過敏とは、会話をしている相手の声と周囲の環境音が同じ大きさで聞こえてしまったり
働く女性が急速に増えるなか、スーパーの総菜売り場は充実し、下ごしらえ済みの調理キットが次々に発売されています。平成は、「家事の時短」が進んだ時代でもありました。しかし、それを遠巻きに眺め、「手抜き」ではないかと罪悪感にさいなまれる女性たちがいます。時短を極めるだけでは救われない、彼女たちの心の呪縛とは――。(朝日新聞記者・西村綾華) 【画像特集】パスタソース・総菜の盛りつけなどに「『手抜き』の罪悪感」、増加をグラフで 弁当を通じて愛情を伝えたい割合も 家族7人分の夕食を毎日手作りする千葉県の女性(36)の頭の中は、常に「今夜の献立を何にするか」でいっぱいだ。 朝7時半に家を出て、夕方までパートで野菜の加工をする。終業後は、職場から20分離れたスーパーに直行して帰宅。1時間ほどで、小学生から高校生までの子ども3人と夫、姉、母の7人分の夕食を作る。 この日の夕食メニューは、サイコロステーキとポ
上司が恐れる、部下からの「あのー、ちょっと、いいですか」という改まった申し出。結婚間近の部下・高橋さん(仮名)からの呼びかけに、上司の山田さん(仮名)は「退職か?!」「なんかのハラスメントの被害でもあったのか」と身構えたという。 しかし、高橋さんの用件はそのどちらでもなかった。「すみません、明後日から年末年始をはさんで、1カ月ちょっと有休もらえませんか」と、さらに思いがけないことを言ったのだ。山田さんは、次のように話す。 「高橋さんは、5日間の結婚休暇と、20日間の有給休暇をまとめて消化したいというんです。さらに、控えめに『年末年始の休みも挟んでいいですか』と。何でも、挙式・披露宴はすでに終えたものの、年末年始を挟んで地方の親戚たちにお披露目の行脚をするのだそう。で、平日だけで25日間、あわせて1カ月以上まとめて休みたいと言ったんです」 山田さんは、「年末年始は忙しくなるし、一度に休む期間
「スムーズに投票をおこなうための、強い肉体を作り上げていきましょう」ーー。思わず耳を疑いたくなるフレーズに、短パン・タンクトップ姿のマッチョな男性がスクワットを繰り返す。(那須遼大) 【動画】福岡市選管のPR動画はこちら 福岡市が11月4日に投稿した市長選挙への投票を呼びかけるPR動画が、Twitter上をざわつかせている。 PR動画は「福岡市長選挙 投票前トレーニング」。18日に投開票される市長選挙への関心を高めようと、市が公募でPR動画を制作した。 動画は、筋肉ムキムキのお兄さんが、「投票に必要」な筋肉や体づくりを指南するという内容だ。 「選挙のスタートは、まず投票所にたどり着くこと」「しっかりとした足腰を鍛えていきます」そんなナレーションが流れるが、トレーニングの内容が投票と関係があるようには思えない。筋肉を見せつけながら、笑顔で筋トレをするお兄さんが印象的だ。 ハフポスト日本版は1
ハンコよ、さらば――。茨城県は、これまで紙文書で占められていた県庁の決裁事務について、電子決裁率がほぼ100%に達した、と発表した。県ICT戦略チームによると、都道府県レベルでは初とみられる。 同チームによると、県庁では年間26万~27万件の決裁事務があり、昨年度の電子決裁率は11・8%にとどまった。電子決裁のシステムは以前からあったが実施率が低かったのは、「公務員特有の文書主義が原因」(担当者)という。 しかし、IT企業出身の大井川和彦知事が昨年9月に就任し、4月から電子決裁による作業効率化を高めるよう指示。その結果、7月分の電子決裁率は99・1%を達成した。残り0・9%(約200件)を分析したところ、いずれも今後は電子決裁が可能だと確認できたという。 電子決裁のメリットは、文書ファイルの検索・再利用が容易となる▽ペーパーレス化で書棚スペースを削減できる▽出張先など庁外でも決裁作業ができ
アメリカに初めて来た人にとって、アメリカの“食“は驚きに満ちているかもしれない。 2011年にインドからやってきた、リンクトインのシニアソフトウエア・デザイナーのアニルッド・チャトゥルヴェディさんは、母国とアメリカの食文化にいくつか違いがあることに気付いた。 【全画像】インド出身、シリコンバレーのエンジニアが驚いたアメリカの“食“にまつわる11のこと チャトゥルヴェディさんは、ペンシルベニア州ピッツバーグにあるカーネギー・メロン大学に通っていた頃やサンフランシスコで働く中で気付き、最も驚いたことについて、Q&Aサイト「Quora」に投稿している。また、投稿した内容の他にも、いくつか感じたことをBusiness InsiderにEメールで教えてくれた。 レストランで出される料理の量から炭酸飲料の無料のおかわりまで、チャトゥルヴェディさんが最も衝撃を受けたアメリカの食にまつわる文化を紹介しよう
言葉は時代とともに変化するもの、といわれるように、漢字のなかには本来の読み方とは別に、「慣用的な読み方」を持つものがあります。これは誤読が広まることなどによって、新しい発音が定着したもの。「“本当は”間違った読み方なのだから直すべき」と指摘されることがある一方、もはや本来の読み方以上に定着してしまっているものもあります。 【すべての解答】 そこで今回は「意外と知らない漢字の本来の読み方」をクイズ形式でまとめてみました。学校の教科書やニュースなどで、あえて慣用的な読み方が採用されている場合もあるため、逆に正解に違和感を覚えてしまう問題もチラホラ見つかるはず。 【問題】 Q:重用 Q:荒らげる Q:漏洩 Q:白夜 Q:矜持 Q:見参 Q:続柄 Q:杜撰 Q:施術 Q:洗浄 Q:垂涎 Q:由緒 Q:緒言 Q:言質 Q:端緒 Q:残滓 Q:弛緩 Q:憧憬 Q:御用達 Q:捏造 Q:詩歌 Q:撹拌
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く