今月13日、米国ニューヨーク州にある標高1,559mの山、アルゴンキン・ピークで遭難していたカップルが救出され、遭難者の女性が48時間を生き抜くことができた理由を語った。頂上で霧に包まれニューヨーク州に住むカップル(上の写真)、マジソン・ポポリツィオさん(女性・19才)とブレイク・アロイスさん(男性・20才)はその日、ニューヨーク州で2番目に高い山アルゴンキン・ピークをトレッキングしていた。天気は快晴。2人は見晴らしのいい景色を撮って、正午近くに、家族や友人に送信している。ところが山頂に着くと濃い霧に包まれ、下山ルートを見失ってしまった。そして道を踏み外し、約30m滑落。そこで動けなくなった2人は、服やブーツに雪が入った状態で助けを待つしかなかった。今の季節、アルゴンキン・ピークは夜間マイナス4度まで気温が下がる。氷点下の中48時間「救援を待つ間に足の感覚が無くなってきたんです」と、マジソ