こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。 ケガや病気をしても、3割負担でお医者さんに診てもらえる。(小さい子どもや高齢者はさらに低い自己負担で可能だったりもします) この日本の健康保険制度ってほんとうに優れたシステムだと思います。 ですが近年、自己負担以外の公費での負担部分、つまり国の財政面からみた「医療費」の増大が問題になっていますよね。 じつはこの医療費の増大に歯止めをかけようと、厚生労働省はさまざまなルールをつくっています。 そしてその中には医療の質の低下や患者さんにとっての不利益につながってしまうようなルールもあったりするんです。 「保険診療」=「標準的なレベルを保証する治療」ではない これ、衝撃的かもしれませんがそのとおりなのです。 現在の歯科における保険診療は、厚労省が定めた診療報酬体系のこまかいルールで「がんじがらめ」といってもいい状態です。 このせいで歯科医院側にとって