保育士の不足が大きな問題となっている中で、「保育士はなぜ辞めてしまうのか」、「どうすれば保育士の離職を防げるのか」は注目の的だ。 そんな中、今年3月に保育士を辞めた方から、私に連絡が寄せられた。私の記事を読んでSNSからメールをくれたのだが、保育士が辞めてしまう実情について訴えたいという。 8月は、保育士大量離職の危険が蓄積する 私も年間に数百件の保育士の労働相談に関わり、様々な問題を指摘してきたが、やはり「生の声」には圧倒的な臨場感がある。 先日「保育園落ちた、日本死ね」で、保育園利用者の「生の声」が社会を動かしたように、当事者の「生の声」には社会を動かす力があると思う。 そこで、今回はいただいたメールをほぼ、そのまま紹介し、それを元にこの問題を考えたいと思う(本人の掲載許可を得た上で、わかりにくい箇所などは聞き取って修正した)。 今年の3月まで関東地方の保育園で保育士をしていましたが、