パ・リーグの理事会が8日、東京都内で開かれ、試合時間短縮について協議した。11月のオーナー会議で西武・後藤オーナーが「ストライクゾーンを厳密に適用すれば試合短縮につながる」と提案。それを受け、「野球規則通りに積極的にストライクをとる」という原則を改めて確認した。 ゾーンが野球規則に比べて狭ければボール球が多くなる。結果、投球数自体が増えて試合時間が長くなる−というもの。パの小池会長はさらに踏み込み、「規則通りということだが、“迷ったらストライク”でもいいんじゃないか」と話した。セでも11月の理事会で「ストライクを思い切ってとるほかない」との声が上がり、同様の方針で来季に臨む見込み。 現場には「高めが厳しく内外角も狭い」との声もあるだけに、投手からは「規則通り」ならば“ゾーンが広がる”と映る可能性がある。その効果やいかに−。 【関連記事】 ・ 中日・立浪8000万円、来季限り引退!?