リファレンス/デリファレンス (3)では、仕事でPerlを使ううえで必ずと言っていいほど使用するにもかかわらず、つまずきがちなリファレンスとデリファレンスについて解説します。筆者も最初に教えてもらった際にはちゃんと理解できていませんでしたが、使っていくうちに徐々に体系的に理解できるようになりました。 リファレンス 配列やハッシュといった変数をサブルーチンへの引数としてそのまま使うと、少々困ったことになってしまいます。たとえば次のコードを書いたとします。 sub foo { my(@arg_a, @arg_b) = @_; } my @a = (1, 2, 3); my @b = (4, 5, 6); foo(@a, @b); こういったコードを書いたときに、サブルーチンfooの引数に渡される値として、@arg_aには@aの内容が、@arg_bには@bの内容が入ることが期待されますが、実際に