Q:先月行われた参議院選挙は日本初の「ネット選挙」でしたが、期待されていたような効果はあったのでしょうか? A:インターネットによる選挙運動が解禁された参院選でしたが、投票率は52.6%と戦後ワースト3の低さでした。昨年12月に行われた衆議院選挙(59.3%)や2010年に行われた前回の参院選(57.9%)よりも悪かったのです。 自民党の圧勝が早くから予測されていたことや野党の“自爆”などで、有権者の関心がいつになく低かったことが主な要因ではありますが、一方で「ネット選挙では普段投票率の低いネット世代の若年層が投票する」とも予想されていました。しかし、今回はまだその効果はなかったようです。 選挙後、「Yahoo! JAPAN」はツイッターと選挙結果の関連性を発表しました。ツイッターにおける影響力の大小は、その発言を読んでいる「フォロワー数」である程度の判断ができますが、候補者の中でフォロワ