人が誰かにチャンスを与えるとき、そこには何かしらの理由が存在します。特に理由もないのに、「この仕事は、あの人にやってもらおう!」とは、当然なるはずもありません…。 ここまで読んで「新しいチャンスをもらえる要素が、今の自分にはないかも…」と思った人もいると思います。今日はそんな人に向けて、記事を書いてみます。 まずは昔話を…。 まだ社会人経験も浅く、何の実績もない頃、小さな制作会社の一員として、某有名自動車メーカーのカタログ制作チームに入りました。役割はディレクターのアシスタント(雑用係)です。 その現場には自分自身でやってみたい仕事がいくつもありましたが、カタログの仕上がりは商品の売上げにも左右するので、軽々しくそんなことも言えない緊張感がありました。しかも、クライアントの担当者も含め、関係者はカタログをつくり続けてきた強者たちばかり。この中でどうやって存在感を出せるか。「この仕事、やって
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