映画『ペネロピ』(監督:マーク・パランスキー)観賞。★★★★。 「コンプレックスについての話」、というには少し違う気がする。たしかにクリスティーナ・リッチ演じる「あなた顔がそっくりですね、豚に」(by 電気グルーヴ)という女の子がそれに向き合っていく話ではあるんだけど、基本的なストーリー・ラインは「箱入り娘が自分自身の足で立つこと覚える」までを描いた『カーラの結婚宣言』なんかに近い類の作品なのである。その過程で自分が自分であることを受け入れるのが必要不可欠なだけであって。おいらはrevolution 11さんが『KISSingジェシカ』のレヴューで書かれていたことを思い出したりもした。 これを書きながら、何となく"Be proud of who you are and don't be scared!"(by Joe Queer)という言葉を思い出した。この歌詞の出典も同性愛の歌だし。ただ