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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (10)

  • 深町秋生の序二段日記

    北海道で邦楽フェスのライジングサンロックフェスティバルを見ている。 今日はその初日のライブレポなど。二日酔いで頭がガンガンするけど。 フェスの前日に新千歳空港に入り、レンタカーを借りて小樽へ。あの北杜夫氏がウルトラ激怒した小樽のすし屋に行ってきた。「これはなんですか?」と冷蔵ケースに入ったネタを指させば「魚だよ、ふん」とつれなくあしらわれる……なんてことを期待していたが、とても腰の低いていねいな対応で全然つまらなかった。小樽のすし屋がそんなことでいいのかとハリー&大沢親分のように「喝! 喝!」と心のなかで叫んでおりました。 それにしても気温は低い。RSRフェス初日の気温は19度くらい。ただでさえ涼しい北海道で、しかも雨がざあざあ降るあいにくの悪天候。繁華街の狸小路にあるドンキで180円の使い捨て合羽を買うが、これがなかったら低体温で病院に担がれていたかもしれない。東京は35度を記録していた

    深町秋生の序二段日記
    aomeyuki
    aomeyuki 2008/08/21
    去年は広いけど、後ろ方はスカスカでした。あの夜のまりこ嬢は神々しかったですね。林檎はdisってましたけど。
  • 深町秋生の序二段日記

    その日はすでに嫌な予感がしていた。幕張のサマーソニック08に行ってきた。 愛するPerfumeのライブだというのにとにかく億劫だった。どう考えてもかなり辛いものになるであろうという予測しかできなかったのだ。で、現実にそうなった。 Perfumeはダンスステージで12:30スタート。持ち時間はたったの30分くらい。人気絶頂のアイドルグループを狭いほうのステージで登場させればどうなるかも、ある程度わかっていたつもりだが、やはりえらいことになった。 私はステージに向かって右側にいたので、それほど圧縮はきつくなかったのだが、あまりに人がぎちぎちに入ったおかげでライブ中に将棋倒しが起きたらしい。ちょうど現在ヒット曲の「love the world」中だ。こちらが詳しい。 http://d.hatena.ne.jp/loving_rabbit/20080809/1218336699(8/9 SUMME

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    aomeyuki
    aomeyuki 2008/08/11
    おつかれさまでした。でも、これはフェスではよくある光景ですから、決してPerfumeが悪い訳ではないです。(去年の大阪が懐かしい)あとファンが多いから大きなハコ(ステージ)という考え方は嫌いです。
  • 深町秋生の序二段日記

    「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(以下「ゼア」)は数年に一度現れる超ド級の歴史的傑作だった。 まあ安易に傑作傑作と連呼していると、なんだかdankogai氏みたいで、ビジネス臭が漂ってしまうのだが(ええ、Perfumeをこれまでやたらと褒めたのはお金がもらえるからなの。みんなアミューズからの命令なの。みんなビジネス。だまされた気分はどうだい)、「ミスト」と並んで今年一位にしたい作品だった。 しかし「ノーカントリー」「ミスト」「ゼア」、これから新潟と仙台でPerfumeのライブ、そして「ランボー」となんだか最近は、盆と正月とハロウィンが電車道でやってきたような感じで、すっかり頭がイカれてしまっている。 http://d.hatena.ne.jp/satan666/20080504/p1(やがて血が水のごとく流される - Lucifer Rising) http://d.hatena.ne.j

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    aomeyuki
    aomeyuki 2008/05/10
    ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの感想。
  • 深町秋生の序二段日記

    「希望(ホープ)。それをけっして忘れちゃいけない」 などと「ショーシャンクの空に」では温かい感動を与えていたダラボン監督だが、やってくれた。 5月公開のキング原作のホラー「ミスト」である。これが当にやばい。さる機会があって見ることができたのだが、ラストは壮絶すぎて開いた口がふさがらなかった。なにを考えているのかと。おそらく今年ナンバー1位に選ぶのではないかと思えるくらい印象が無駄に強かった。 メイン州西部を激しい嵐が襲来。暴風雨によって家の窓ガラスまで破壊されてしまった中年男が、幼い息子を連れてスーパーマーケットへと買い出しにでかける。しかし突如濃密な霧が発生しては、あっという間に街を覆いつくす。主人公ら買い物客と店員はスーパーに閉じこめられてしまう。しかも霧に包まれた外には得体の知れないなにかがうろついているようだ。無理に建物の外へと出て行った者たちは、そのなにかに攻撃されたのか、この

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    aomeyuki
    aomeyuki 2008/05/01
    「ミスト」の感想、たのしみ。
  • 深町秋生の序二段日記

    前回は「わけて書く」と息巻いたものの、その先なにも考えてなかった……。というわけで今日は映画評。山形では5月公開の「ノーカントリー」である。 しかし5月まで待ってられるはずもなく、先日東京で見てきたがこれも面白い。 先日の「クローバーフィールド」と同じく、この映画も「どんなに知恵や愛や勇気があっても、人間死んじゃうときは虫けらみたいに死んじゃうものなのよね」という逆人間賛歌というべきコンセプトがある。 これは一見するとネガティブなメッセージのように見えるが、そうとは言い切れない。不条理で無茶苦茶な運命のきまぐれが世の中にはたえず横溢しているからこそ、老人は生き延びられたことに感謝し、若者は明日も今日のように生きていられるかはわからないから一日一日を懸命に生きるべきだという前向きさもこの作品にはある。 とはいえその不条理かつ無茶苦茶さはハンパではない。不条理無茶苦茶のメッカであるテキサスの荒

    深町秋生の序二段日記
    aomeyuki
    aomeyuki 2008/04/15
    ノーカントリーの感想。「クローバーフィールド」のエントリーとの関連性。過去と今がシンクロする。アメリカ人の命は9.11以降安い。
  • 深町秋生の序二段日記

    「ノーカントリー」「クローバーフィールド HAKAISHA」そして5月公開の「ミスト」(海外盤DVDにて)を立て続けに見てしまった。 今日は公開されたばかりの「クローバーフィールド HAKAISHA」を紹介。どれも共通するのは「人間には知恵もあるし勇気もあるし愛もある。立派なもんだ。だがな……くたばるときはあっけなくくたばるんだよ!!! みっともなく! あっさりと!! ゴミのように! わーははは!!!」 という作り手の底意地の悪い主張がどれもこめられている。(一番たちが悪いのはフランク・ダラボンの「ミスト」。容易に立ち直れないほどのダメージを観客に与えるのだが後日ゆっくりと紹介)これが最近のハリウッドのトレンドというやつかもしれない。だいたい景気が悪化したり、バブルが崩壊したり、戦争が泥沼化すると、こうした「逆人間賛歌」というニューシネマでカウンターな作品が登場したりする。以下、多少ネタバ

    深町秋生の序二段日記
    aomeyuki
    aomeyuki 2008/04/08
    クローバーフィールドの感想。「ミスト」についての言及あり。「ノーカントリー」との共通性。9.11以降アメリカでは人間の命がかなり安くなっているのか(感覚的に)。
  • 深町秋生の序二段日記

    それにしても文章のうまい人だなあとつくづく思う。 映画の感想を独特の視点でアップしつづける人気ブロガー、空中キャンプさんである。 http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080318(空中キャンプ お母さんと子ども) このエントリなどがとくにうまいと思った。好きかといわれると困る。(空中キャンプさんが「おくさん、わたしにどうかお任せください。こらガキ! 親の気持ちも考えねえでつべこべ言いやがって。とっとと水につかれ!」といい、ドボーン! おらおら! ボカボカ! と、「スパルタの海」における伊東四朗ようなヨットスクール的展開になっていれば一生ついていこうと思ったのだけれど) それでも情景のみずみずしさやディテールの豊かさ。「このオチはどうなるんだろう」という読み手をひきつける構成のうまさに目を見張ってしまった。 だがもっとも特徴的なのはひらがなの使い方だ。どのブログ

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    aomeyuki
    aomeyuki 2008/04/01
    タメになる。気をつけたいこと。僕もよく読んでます。
  • 深町秋生の序二段日記

    産経新聞で笑える記事があった。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080324/crm0803242151031-n1.htm(「仮想の垣根」超越か 無差別殺傷の金川容疑者) 福島教授まだ生きてたのね。お元気そうでなにより。それにしてもなんでまたゲームになるかなあ。全国大会にも出たっていう弓道のほうがむしろあやしい……なんてな。アホか。でも大麻や集団レイプはみんなラグビーのせいなの。 まあ面白かったので記事を勝手に改変してみた。 「飽の垣根」超越か 無差別い逃げ犯 深町容疑者 サンスケ新聞 3月25日 深町秋生容疑者は偶然通りかかった銀座寿司店でのい逃げの前にはミシュランガイドや“逃走資金”を用意。さらに8店連続い逃げの前にも頭を丸刈りにして眼鏡をかけるなど人相を一変させ、計画的にい逃げを行おうとしていたとみられる。「32歳ブロガー」の

  • 深町秋生の序二段日記

    沙村広明氏の連作短編「ブラッドハーレーの馬車」を読んだ。いやあたまらない。サディズムの塊のような妖しさ満点の作品だ。 19世紀のヨーロッパの某国。富豪である貴族ブラッドハーレー家は、その国で知らぬもののいない有名な少女歌劇団を抱え、毎年のように孤児を養女として引き取っているという。恵まれない女の子の誰もが夢を見るブラッドハーレーの馬車。自分たちを迎えにきてくれることを願わないものはいない。ただ歌劇団の舞台に上がれるのはごくわずか。ずいぶんたくさんの孤児を引き取っているらしいが、舞台に上がれない多くの彼女たちは一体どこに消えたのだろう……。 酷薄とも思える冷ややか描写。展開するのはありとあらゆる性的拷問と監禁とリンチの悪夢的光景である。彼女らが連れていかれるのはブラッドハーレー家の豪奢な邸宅ではなく、華やかな舞台でもない。頻発する暴動を抑えるため、凶暴な囚人らの欲望のはけ口となるために監獄へ

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    aomeyuki 2008/03/23
    ブラッドハーレーの馬車の感想
  • 深町秋生の序二段日記

    「テキサス・チェーンソー・ビギニング」に驚いた。すごい作品じゃないか。 前作「テキサス・チェーンソー」が及第点程度だったために、ずっと見るのを忘れていた。だって今度は「レザー・フェイス出生の秘密がついに明らかに」だもん。もう野暮の極み。そんなの別に知りたくもねえよと放置していたのだ。 だがこれがうれしくなるほどサディスティック。病的。なんとも救いようのない内容。もうずっと「そうそう、これこそがテキサスチェーンソー大虐殺だよねえ」とぞくぞくしてしまった。 もうすぐ公開になるアカデミー賞作品賞の「ノーカントリー」の原作「血と暴力の国」(わかりやすいタイトル)を読んでいるけれど、これもまた異様な小説で、私が好きなテキサスのフレーバーがぷんぷん漂ってきて濡れる。 「テキチェン・ビギニング」には、前作に欠けていたサムシングがある。最初から最後まで途切れないアナーキーな磁力である。 人間の自由意志への

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    aomeyuki
    aomeyuki 2008/03/23
    テキサス・チェーンソー・ビギニングの感想
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