先日「この世界の片隅に」の感想を書いたけど、その際引き合いに出した「平成狸合戦ぽんぽこ」について、 せっかくだから何となぁーく感じてたことをだらだら記してみるよ。 「この世界の片隅に」を観て、眠れる狸が目を覚ました ↑自分の書いたもので恐縮だけど、自分は「ぽんぽこ」のテーマは「(それでも)生きていく」だと思っている。 自分たちを取り巻く世界(環境、価値観、社会、文化)の変化の中で、人はどう生きていくのか、 またどう生きてきたのかを、狸に託して描いているのがあの映画だと考えてるよ。 (学生運動とかの風刺ってのはその通りだと思うけど、少なくとも自分はもっと普遍的なものを描いていると思う。) 自分たちを取り巻く世界の変化(この映画では迫りくるニュータウンの開発だけど)に対して、 狸たちはいろんな立場をとるんだけど、この映画の場合はそれぞれ分かりやすく、 権太=世界の変化に抵抗する者。原理主義、強