映画『この世界の片隅に』…絶賛されている映画を見ての（正直な）極私的感想… - 一日の王

※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 いろんな媒体の映画レビューを見ても「絶賛の嵐」状態の『この世界の片隅に』。 たとえば、「Yahoo！映画」のユーザーレビューでは、 5点満点で4.57（2016年11月23日現在）と高得点を記録しており、 主だったレビューのタイトルを列記してみると、 「後世に残る、いや、残すべき大傑作！」 「劇場で観るべき生まれながらに古典の傑作」 「エンドロールまで泣けた」 「ただ息を呑んで涙が溢れた」 「もしかしたら生涯で一番の作品かもしれない」 「涙が止まりませんでした」 「こうの史代の世界がそのまま実現された名作」 「普通というしあわせがここに描かれている」 「間違いなく、2016年度の邦画で一番の傑作」 「映画館出た後もずっと泣く」 など、「ほんまかいな？」というような絶賛が続く

[murasakizaru]

原作好きすぎるだけやんけ

[type-r]

原作好きの人が観た意見として非常に的確な評価だと思う。もっとこういう意見があってもいいと思うけどね。

[serio]

「風の谷のナウシカ」の原作と映画の違いみたいなもん

[rohiki1]

映画はノベルゲームの1周目で、真実の明かされる2周目が原作マンガ。その反応のツイートを見て楽しんでる。個人的には、原作既読だが映画観て気づいたことあって、マンガを改めて読み直し、深く鑑賞できて良かった

[buhikun]

大阪の沖縄出身者も集住していた時代、朝鮮からの移住者コミュニティもクローズドだった可能性は高く、広島でも呉でも周辺部の住人だったすずさんには可視化されていなかった可能性は残る。

[otoan52]

原作読んでる時点で、映画楽しめない確率はめちゃくちゃ高い。逆ならそうでもないんだけど。最初にそれ言ってほしい。

[IkaMaru]

一つの物語作品としての完成度を考えれば、リンさん絡みの部分はきっちり入れて、その代わり生活薀蓄みたいな部分を削ればいいだけだったのだがなあ

[kamiyakenkyujo]

ぼくも映画としての独自の評価は惜しまぬが、原作との距離については常々書きたいと思っていること。あと、幼少期のすずを演じるのんの声に多少の違和感を覚えるのは同じ。

[kagecage]

原作を読まずに見たので、とても興味深く読ませてもらった。/すずの「そと」への想像力のなさは、「ここ」の美しさを描く能力と対になっていたと思う。それが時代により変わらざるを得ないところに恐怖を感じたなあ

[aomeyuki]

そう思った事を自由に自然に書く事になんの問題もないと思います。でも監督の思惑通りの反応かも。リンさんパートをカットした分、径子との関わりへと比重を移したというインタビューがある。

[nao_cw2]

僕はこのページを定期的に読む／僕のなかのもやもやが解けていくから。でも僕は馬鹿だからしばらくするとまた世の中の空気に圧されもやもやしてくる／そしたらまたここを読む。（ブクマがあるとは知らんかった）

[udongerge]

悪口言いにくいタイプの映画。只この手の不満を解消するには劇場用映画は制約が多い。

[Gl17]

平々凡々な日常のひたすら繰り返し…がいつか空襲のハイペース列挙になっていく構成が一番怖いとこだと思うがな、気づかぬうちに破滅が日常のすぐ隣に。あれはやはり戦争映画で、日常だからイイとかいうのは欺瞞。

[BigHopeClasic]

「全米が泣いた」は気持ち悪いのでこうした批評を掘り起こすのが重要／カットした改変した部分が原作の魅力を損ねているとは思えない。或いは等価交換に劇場版の作品としての価値を高めている。

[synonymous]

“（日本という限られた世界の）普通のしあわせが描かれている。”

[ilya]

2016年11月23日

[ming_mina]

なるほど原作に興味が出てきた/ある意味、ゴジラ、君の名は。以上に圧を感じるなぁと思うことはある

[toshi20]

ネタバレ感想部分は頷けるとこ多い。その上で言うけど、マクラがちょっと下品。筆が滑ったんだろうけど、他人の感想にこういうチャチャ入れるのは感心せん。

[Sugaya]

絶賛の声に対する有無を言わさない否定を並べるくだりがなければ、もうちょっと共感できたかもしれん記事。原作は未読だが。／「ただの原作ファンじゃねーか！」ぐらいは言ってもよかですか？

[soylent_green]

“「後世に残る、いや、残すべき大傑作！」 そんな風には思えなかった。 「劇場で観るべき生まれながらに古典の傑作」 そんな風にも思えなかった。 「エンドロールまで泣けた」 まったく涙は流れなかった"ははは

[kiku-chan]

原作と映画を補完関係にあると考えると良いと思う。周作とリンとの関係は紙媒体だからこそ表現できる部分という気もする。/加害者性についてはまた別の作品を見れば良い。はだしのゲンでさえ加害性は観念的なので

[mustelidae]

いい映画だけどほめられすぎという感じはしていたので、賛同できるところも少なくない

[greenT]

「あまりにも絶賛され過ぎていたので、私は、ちょっとイチャモンをつけてみたかっただけかもしれない」締めのこの言葉に尽きる。語ってるうちにデレて来るのもありがち。はてな民の典型だな。gooブログだけど

[Cru]

少なくとも戦時下の日本に普通の生活があり、洗脳されまくりでバンザイクリフから身を投げたのだ史観に疑問を持てる構成は尺を考えればリンさん絡みを削り生活薀蓄みたいな部分を入れることで成立してる。確かに惜…

[kori3110]

"のん（能年玲奈）の声に違和感があった"こればっかりはしょうがない。そのほかの意見も理解はできる(同意はしないけど)ので興味深かった。/絶賛が多いのは「絶賛が集まりそうなところ」を見てるからのような気はする

[amieparfum]

映画は北條家にスポットを当てた二次創作ともとれる。自分はどちらも好きだ。

[kangiren]

"幼少期の声には違和感が強かった。"同意。"好きになったのは、すずの夫・周作の姉である黒村径子である。"同意（正確には径子Xすずだが）。他は原作廚はかわいそうですねとしか。

[ch1248]

原作の丁寧な説明力が失われたのは同意なんだけど、リンの描写を大幅に削った部分の批判は的外れかな。あの部分削って、この完成度になってるのが驚異的なのに。

[zakinco]

『日本が植民地支配をしていた国々の人々、戦場となっていた国々の人々のことは、想像もつかないらしい』今はインターネットがあるからね。昔は報道規制されていて一部のインテリや軍人以外は知る術が無かったはず。

[koinobori]

太極旗、そう思うか。加害者意識の萌芽と思ったけれど被害者意識の出現と見ると、別の人たちが曲解する理由が判るかもしれない。それは違うだろうという点は、是非具体的に書いて欲しい。調査不足もあるかもしれない