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細田守と新海誠は、“国民的作家”として対照的な方向へ 2010年代のアニメ映画を振り返る評論家座談会【前編】 年が明け2020年に突入。同時に2010年代という時代も終わりを迎えた。リアルサウンド映画部では、この10年間のアニメーション映画を振り返るために、レギュラー執筆陣より、アニメ評論家の藤津亮太氏、映画ライターの杉本穂高氏、批評家・跡見学園女子大学文学部専任講師の渡邉大輔氏を迎えて、座談会を開催。 前編では、細田守や新海誠など、今や国民的作家となったアニメーション監督に注目。なお、後日公開予定の後編では、「ポスト宮崎駿」をめぐる議論の変容や女性作家の躍進、SNSとアニメーションの関係性について語り合っている。(編集部) 最初の地殻変動は2012年 ――2014年に『アナと雪の女王』と2016年に『君の名は。』と、2010年代に入ってから、興行収入が200億を超える作品が出てくるように
「日本の俳優は危機感を持っていると思いますよ」 平岳大は2019年の暮れ、妻子と共にハワイに移住した。日本の事務所を辞めて、海外のエージェントと契約したわけは、日本でこのまま仕事をすることへの危機感を抱くと同時に、新天地での希望を見出したからだと言う。 平はこれまで、日曜劇場『下町ロケット』(15年)、大河ドラマ『真田丸』(16年)、映画『検察側の罪人』(18年)、舞台『スーパー歌舞伎 ワンピース』(16、17年)などスケールの大きい作品のバイプレイヤーとして活躍してきた。シニア層には、故・平幹二朗と佐久間良子という名優の血を引いているといえば、おぉ、と目を細めるかもしれない。 先天的な運にも後天的な実力にも恵まれた俳優に日本脱出を決意させたのは、NetflixとBBC が共同制作したドラマ『Giri/Haji』(1月10日から配信)。このドラマの体験が、平にいったいどんな扉を開いたのか。
リンク Wikipedia 月刊OUT 『月刊OUT』(げっかんアウト)は、1977年から1995年にかけて毎月27日に発行されていたみのり書房刊の月刊雑誌。アニメ雑誌とされる事が多い。判型はB5判。創刊号は1977年3月発売の5月号。みのり書房の『オカルト時代』が休刊となり、その後釜として『艶楽書館』とともに創刊された。創刊テーマはアウトサイダー的に若者文化を見ようというもの(実質サブカルチャー系)であり、「型にとらわれない」という姿勢から、創刊後しばらくの間は判型も毎月異なっていた。創刊2号で『宇宙戦艦ヤマト』を巻頭特集。当時はまだアニメは 1 リンク Wikipedia アニパロコミックス アニパロコミックス(略称APC)は、かつて1982年から1993年にかけてみのり書房より発行されていた隔月の漫画雑誌。 アニメ雑誌「月刊OUT」の臨時増刊号としてスタートした雑誌である。掲載作品の
企業に70歳までの就業機会確保への努力義務を課す「高年齢者雇用安定法」の改正案が通常国会に提出される。60代の働き手を増やし、少子高齢化で増え続ける社会保障費の支え手を広げる狙いがある。定年延長だけでなく、再就職の実現や起業支援などのメニューも加わるのが特徴だ。 改正案は通称「70歳定年法」。2019年6月の閣議で決定され、19年末に始まった政府の全世代型社会保障検討会議の中間報告で明記された。国会で成立すれば、早ければ21年4月から実施される見通しだ。 60代前半については既に、企業は「定年廃止」「定年延長」「継続雇用制度導入」のうちどれかで処遇する義務がある。60歳の定年を63歳に延ばしたり、従業員が希望すれば同じ企業かグループ企業で嘱託や契約社員などで継続雇用したりする必要がある。実行しなければ行政指導を経て最終的には社名が公表される。 厚生労働省の調べによると、19年6月現在で定年
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