先週末の動員ランキングは『花束みたいな恋をした』が土日2日間で動員11万4000人、興収1億5600万円をあげて、これで6週連続の1位に。累計では動員196万人、興収26億円を突破。ここまでも異常な前週比の高さで推移してきているが、驚くのは週明け月曜日の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開以降もそこまで前週比が落ちていないこと。現時点で興収30億円は確実な情勢だが、そこからまだまだ伸びる見込みだ。 期待外れな成績に終わったのが、初登場3位の『太陽は動かない』だ。土日2日間の動員は7万9000人、興収は1億900万円。2006年の『デスノート』に始まる配給ワーナー&主演藤原竜也のタッグは、2017年の『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』(最終興収24.1億円)まで継続的に数々のヒット作を生み出してきたが、本作の週末初動成績は、最終興収12.4億円に終わった2019年の『Diner ダイナー