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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (7)

  • 新しいメディアの時代② 佐々木俊尚さんが示す、メディアの将来の構成図 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    「新聞(紙)の発行部数は落ちている。ネットでニュースを取るほうが早いし、簡単だ、まして無料である」ーそんなことを考えて、「紙かネットか」という敵対・対立構造でものごとをとらえる時代は、とりあえず、終わったとしよう。 もちろん、現況を敵対・対立構造でとらえて、「困った」と考えるのはあくまで新聞経営者側であって、読む方・情報を得る側からすれば、特に困ったこともなく、むしろネットで多様な意見を拾える点からは、「良い方向に向かっている」とさえ言えたのかもしれない(新聞ジャーナリズムが縮小化することで、見落としてしまうあるいは報道されなくなるトピックがあるかもしれない、という問題が残るのだが、やや具体性に欠ける、つかみどころのない話になるので、一旦、ここでは論外とする)。 そこで、では一体、今後、ジャーナリズムはどうなるのか?「ジャーナリズム」という言葉が堅苦しければ、メディア報道は、あるいはマスメ

    新しいメディアの時代② 佐々木俊尚さんが示す、メディアの将来の構成図 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 新しい高級紙i(アイ)創刊 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    新しい高級紙i(アイ)が、今日から発売になった。インディペンデント紙の軽量版、といった位置づけである。(以下のサイトからアイとインディペンデントの紙面が一部見れる。) http://www.guardian.co.uk/media/gallery/2010/oct/26/the-independent-i-newspaper#/?picture=368056284&index=0 アイを開いてみた感じでは、雰囲気が無料夕刊紙ロンドンペーパーやロンドンライト(どちらも今は廃刊)に似ている。どことなくポップな色使いや、画像・イラストで見やすく、読みやすい。「軽さ」が強調されている。 内容は、親(あるいは兄貴?)となるインディペンデント紙から記事をピックアップして、これをアイ用に味付けしている。同じ記事でも、レイアウトがインディペンデントとアイではまったく違う。別々のレイアウトデザイナーが見てい

    新しい高級紙i(アイ)創刊 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英国で始まったネット有料化の大実験:「週刊東洋経済」より | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    28日に発売された、週刊「東洋経済」のメディア特集で、タイムズのサイト有料化の話とエコノミストのデジタル戦略の話を書いた。ブログなどでの掲載承諾を得たので、補足したもの(特に最後の「ネットのみの可能性も?」の部分)を以下に出したいと思う(見出しなど、若干変えてあります)。 「東洋経済」目次 http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/detail/BI/04096f9c9cd2790d9accb3ea894dcbba/ 目次を追っていくと、今回の特集「メディア覇権戦争」には、電子書籍の話や書店の将来、「グーグル秘話」を書いた著者のインタビューなどが載っているようだ。日から雑誌が届くまでにはあと数日かかると思うが、拝読を楽しみにしている。 *** 英国で始まったネット有料化の大実験 7月、英国の新聞界の今後を占う、イチかバチかの賭けが始まる。エ

    英国で始まったネット有料化の大実験:「週刊東洋経済」より | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • グーグル、年末までに有料ニューズサイト実施か? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    しばらく間があいてしまったけれど、伝統メディア(新聞、テレビ、書籍)の将来はいかに?というテーマで取材をしていたら、当にこの業界は動きが激しいものだ。1つ新しい動きが出たなと思って、原稿を書き上げると、地図が塗り変わる動きがまた1つ出てしまう。 「ペイドコンテンツ」の報道(17日付)によれば、グーグルが有料のニュースサービスを年内に実現できる見込みだという。 http://paidcontent.org/article/419-google-reportedly-launching-a-paid-content-system-for-italian-publisher/ イタリア紙「La Repubbilca」が元のネタになるのだけれど、グーグルが名づけるところの「ニューズパス」(Newspass)に参加したいニュース企業を募っているところだという。 このプロジェクトは(グーグル側は「現

    グーグル、年末までに有料ニューズサイト実施か? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英ガーディアン編集長によるiPadレビュー | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    iPadの米国以外での発売は4月末の予定だったが、これが先延ばしになった。しかし既に、英国で米国版を手にした人たちがいる。一体どんな感触だったのだろう? 新聞(=ニュース)関連で私が面白いと思ったのは、英ガーディアン紙のアラン・ラスブリジャー編集長による感想ビデオ及び記事である。ガーディアンはネットに力を入れている新聞社の1つだが、紙の新聞だって大いに売りたい人が果たしてどんな感想を持つのだろうか? ガーディアン内部にはテック関係の専門記者がたくさんいるし(専門ページもある)、専門の話はそういう人に任せておけばいいのだろうが、やはり、「自らが」というところが良い感じがする。(日の紙の新聞でも、編集デスク、あるいは編集局長あたりが、「触ってみて、感想をサイトに出す」なんてことをやったら、面白いのではないだろうかーやはり、何といっても、「ニュース」を扱うのが命の組織なのだから。) ラスブリジ

    英ガーディアン編集長によるiPadレビュー | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 雑誌「プライベートアイ」が18年間で最高の部数を記録 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「なぜBBCだけが伝えられるのか」(光文社新書)、既刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)など。 by polimediauk

    雑誌「プライベートアイ」が18年間で最高の部数を記録 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • マードックがWSJモバイルの有料化へ+エディンバラテレビ会議(下) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ルパート・マードックが、ウオールストリートジャーナルのモバイル版(ブラックベリーやアイフォーンなどスマートフォーンで読める分)を有料化する、と述べた。来月からいよいよ有料化となる。すでにWSJの電子版あるいは紙版の有料購読者になった人は、継続して無料で読める。そうでない人は、年間104ドル(約1万円相当)。このサービスを手掛ける人のインタビューはご参考として下に。 http://paidcontent.co.uk/article/419-interview-handmark-ceo-paul-reddick-on-making-murdochs-wsj-mobile-app/ なんとも素早い動きである。「やる」と言ったら、どんどん進んでいく。ただ、有料制と言っても、一も読めなくなるのかどうか???である。PCのウェブでは読めても、携帯ではまったく読めなくなるのかどうかーたとえばスポティフ

    マードックがWSJモバイルの有料化へ+エディンバラテレビ会議(下) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    aoyagis
    aoyagis 2009/09/21
    マードックは行動がはやい!!
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