・期間を通して冷涼なオホーツク海高気圧や寒気の影響をほとんど受けなかったこと ・梅雨明け後、上空の偏西風が日本付近で平年よりも北に偏って流れ、勢力の強い太平洋高気圧に覆われたこと ・今春まで継続していたエルニーニョ現象の影響で北半球中緯度の対流圏全体で気温が上昇したこと ・二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響が現れている などを理由としている。【詳細なリリース(PDF)】に目を通すと、特に北日本と東日本では1946年の地域平均における統計開始以来最高の高温となったとある。毎月定点観測をしている日照時間(8月分については週末に掲載予定)の直近記事【7月は順調・日照時間(2010年7月分)】でも分かるように、年初は日照時間の少なさが懸念されていたが、5月あたりからむしろ平年より多くなる動きがみられ、暑さそのものも当初予想の「冷夏」から「猛暑」「酷暑」へと変貌していった。 な
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