ワールド・デジタル・ライブラリー公開 米国議会図書館(LC)と国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)等は2005年から,電子図書館プロジェクト「ワールド・デジタル・ライブラリー」(World Digital Library:WDL)に取り組んできた(E416参照)。これは,各国の文化の特色を示す資料を地域,時系列,テーマ別に一望できるウェブサイトであり,国際的な相互理解の促進,インターネット上の文化情報資源の増大,教育者,研究者への資料提供,デジタル格差の縮小を目的としている。2009年4月21日,ついに「ワールド・デジタル・ライブラリー」が公開された。 LC,ユネスコの他アレクサンドリア図書館(エジプト)等世界の34機関が手稿,地図,貴重書,写真,動画等のデジタルコンテンツを提供しており,英語の他アラビア語,中国語等計7か国語のインターフェイスで利用可能である。日本からは,国立国会図書館(