ブックマーク / www.kaerusan73.com (93)

  • 猿猴捉月(えんこうそくげつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は猿猴捉月(えんこうそくげつ)です。 自分を過信して、ダメになってしまうこと。 おさるさんが、月をとろうとしたのかな? 池の中に映る月をとろうとして、落ちて亡くなった、というお話です。 あらー、残念ですなー。 世の中は挑戦しろ、やらなきゃダメだ、って言いますが、もしダメでも誰も責任とってくれませんからねー、自己責任です。 人生の幸せってさ、日常にあったりするじゃん。 人生の挑戦は、楽しい人には楽しいけど、幸せは日常とか、生き方にあったりしますよね。 出典は「僧祇律」でした。

    猿猴捉月(えんこうそくげつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/06/07
  • 雲中白鶴(うんちゅうはっかく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は雲中白鶴(うんちゅうはっかく)です。 高潔な人柄を指す言葉です。 なんとなく、ほめ言葉だよね、すぐ判る。 そうですね、邴原(へいげん)という男が、公孫度(こうそんたく)に、すごく礼遇され、大切にされていたのですが、邴原(へいげん)は、故郷に帰る、と言いましたが、許可されなかったので、だまって帰ったのです。 それを知った後、公孫度(こうそんたく)は彼を評し「彼は雲の中の白い鶴のようなもので、ツバメや、スズメの様に網でつかめておくことは出来ない」と言ったそうです。 だまって帰っちゃダメじゃん。恩知らずめ。 いや、財物では邴原(へいげん)を止められなかった、と言う話です。だまって帰らないと、帰れなかったんです。 この話は「三国志」「世説新語」に載っています。どちらも同じ内容ですが、この雲中白鶴は、婦人をほめる時の言葉、と解説しているものもあります。 出典は「三国志」でした。

    雲中白鶴(うんちゅうはっかく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/06/05
  • 意気投合(いきとうごう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は意気投合(いきとうごう)です。 お互いの気持ちがぴったりと合うこと。 意気は、気持ちとか意地、気概みたいな意味だよね。 そうですね。 投合は?これは一体、何を投げているの? あー、なるほど。何も投げてませんよ。「投」も「合」も、ぴったり合う、と言うような意味です。 なんでー!!「合」は判るけどさ!「投」は投げてるでしょ!! 「投」も、ぴったり合う、一致すると言う意味があるんです。 マジで!! マジで。 出典はわかりません。

    意気投合(いきとうごう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/06/01
  • 不眠不休(ふみんふきゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は不眠不休(ふみんふきゅう)です。 睡眠も休憩もとらず、ものごとに取り組み続けること、です。 この言葉いつも思うの、5分不眠不休で頑張ります!って言うと必ず怒られるんだよね。 3日もやったら、死んじゃうかもじゃん、時間的な制限はあるの? 時間的な定義は聞いたこと無いですね、ただ、通常業務に収まるのはやっぱり不眠不休とは言いがたいでしょう。 でもさ、不眠不休ってすごいよね、やろうと思っても出来ないもん、不眠不休で働いたら、気付いたら寝てるもん。 それは不眠不休じゃありませんが、睡眠は、脳を守るとか、情報の整理とか、色々言われますが、実際に寝ないと、やっぱり死んじゃうみたいですからね。 ゲームを不眠不休でやって、3~4日とかで死んだ、なんて話もありますからね。 寂しい人生の幕引きだね。なんで途中でやめないんだろう? いや、死ぬ時ってそんなものだと思いますよ、まさか死ぬとは思わなかったんでし

    不眠不休(ふみんふきゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/05/29
  • 雲壌月鼈(うんじょうげつべつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は雲壌月鼈(うんじょうげつべつ)です。 月とすっぽん、両者に大きな差があること。 べつ、がスッポン?スッポンって鼈って書くの! そうです。 雲壌は、雲が空だし、土壌の壌だから、大きく離れてるのは判るけど、月鼈は書きにくいなぁ。 スッポンは「べつ」とも読むんだなぁ、って思ってもらえば十分じゃないでしょうか。 亀はさぁ、以前「鼈」の下の部分だったけど、きちんと簡易化したじゃん、なんでスッポンはしなかったの! すれば良かったのにねぇ。 出典はわかりません。

    雲壌月鼈(うんじょうげつべつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/05/28
  • 一部始終(いちぶしじゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は一部始終(いちぶしじゅう)です。 ものごとの最初から最後まで全部、ということです。 この言葉さ、知ってるけど「一部」の最初から最後までじゃ、一部しか判らないじゃん。 一部って、一冊と言う意味の一部なんです。 あー、だから、一部始終で全部なんだ、一部分じゃないんだね。まぎらわしいなー。 そうなんです。まぎらわしいですね。 出典はわかりません。

    一部始終(いちぶしじゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/05/27
  • 一網打尽(いちもうだじん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は一網打尽(いちもうだじん)です。 一気に全部捕まえること。 もう説明の必要も無いかな。 そうなんですよね。 1回網を投げて、魚を捕り尽くす、網は打つって言うもんね。 そうですよね「打」は、中国語で「行う」「する」って意味の接続語だそうですよ。この言葉は、最初は漁じゃなくて、政治の世界で、政敵をまとめて捕まえた時に使われたのが最初だそうです。 へー、漁じゃないんだ。 出典は「宗史」でした。

    一網打尽(いちもうだじん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/05/26
  • 三拝九拝(さんぱいきゅうはい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は三拝九拝(さんぱいきゅうはい)です。 何度も頭を下げて謝罪、お願い、お礼をすること。 拝み倒す、ってやつだね。 やりたくないし、やられたくもないな。 頭を下げてもタダですし、頭を下げられても1円にもなりませんからね。 あと、手紙とかに、三拝九拝してお願いします、とか書いて使うことも出来ます。 手紙でも拝み倒せるのか。面白いな。 でも、お礼にも使えますからね。感謝のあまり自然に何回も頭下げちゃうこともあるでしょう。 うーん、思い出せないけどあるかも。 出典はわかりません。

    三拝九拝(さんぱいきゅうはい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/05/25
  • 手前味噌(てまえみそ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は手前味噌(てまえみそ)です。 自分で自分に関する事柄をほめること。 自分の家の味噌を自慢することから始まったのかな? そうかもしれませんが、味噌、という言葉自体に、特色とするポイント、自ら満足する部分、というような意味がありますから、完全な定説は無いのではないかと思います。 ああ、ここが味噌なのよ、とか言うね。 手前、には色々な意味がありますが、この場合、自分の、という意味でしょう。 使うかな、手前味噌。 最近はそんなに使わないかもしれませんが、自分の自慢の時は、「手前味噌で恐縮ですが」って付けてから言いますよね。 ああ、聞いたことあるな。 出典はわかりません。

    手前味噌(てまえみそ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/03/04
  • 開口一番(かいこういちばん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は開口一番(かいこういちばん)です。 話し始めの最初に言ったこと、です。 開口一番、くだらないことを言った。だとすると、話の最初から、くだらないことを言った、と言うことか。なるほど。 開口一番、上司を批判して、みんなを驚かせた、だとすると、話の最初から、上司を批判して、みんなを驚かせた、ということだね。 突然しゃべりだす、っていう意味はないの? そうだとすると、彼は開口一番。だけで、彼は突然しゃべりだした、という意味になりますよね。違和感ありませんか? たしかに、おかしいな。彼は開口一番。何?って思うわ。 開口、は、口を開くこと、しゃべること、曲の歌いだしも意味します。 そこに一番が付くのから、その一番最初だ。だから、話し始めの、一言目を指すんだね。 そうですね、でも、文脈として、突然、衝撃的なことを言った場合など、最初に「そういえばさ」と挟んだからと言って、もう開口一番を使えないわけ

    開口一番(かいこういちばん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/03/03
  • 軽裘肥馬(けいきゅうひば) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は軽裘肥馬(けいきゅうひば)です。 高貴なヒト、お金持ちの服装、または、たいへんお金持ちなこと。軽裘は、高価な皮衣、肥馬は立派な馬のことです。 おお、軽裘肥馬だね、なんて使わないよね。 使いどころないですよね、論語の言葉なのですが、金持ちの弟子、子華(しか)が、出かけるので、彼の母親に、他の弟子、冉子(ぜんし)がお米を渡しに行った時に必要な分より多くのお米を渡したときに言った言葉です。 子華(しか)が、軽裘肥馬のいでたちで出かけたの見たでしょ、貧しければ、いいことだけど、お金持ちに施しをするなんて聞いたこともない。と、冉子(ぜんし)に言ったそうです。 ますます、使いにくいな、立派だと褒めるのにも使いにくい。しかも、ゼイタクをいましめる意味でもない。 そうですよね、使いませんね。 出典は「論語」でした。

    軽裘肥馬(けいきゅうひば) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/03/02
  • 美辞麗句(びじれいく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は美辞麗句(びじれいく)です。 飾られたキレイな言葉のことですが、今では内容のない、形だけのほめ言葉の意味がとても強いです。 こういう言葉は、時間がたつと、だいたい悪い意味になっていくよね。 ていねいな言葉というのは、使うとき、もっとていねいな方がいいんじゃないだろうか?って言う不安がありません? あー、あるね、ある。 それでつい一番ていねいだと思われる表現をみんなで使っちゃうので、安っぽくなっちゃうんですよね。ですから、ていねいな言葉は、消耗品とも言えます。 でも、ほめ言葉って、むずかしいよね、長所だと思って言っても、怒られるときもあるじゃん、女性の身長とか、小さくて可愛いとか、スラっとしてカッコイイ、とかさ、うっかり言えないよね。 人は、むしろコンプレックス持っているかもしれないですからね。 そうなると、ほめ言葉も萎縮しちゃうからね。結局無難な感じのこと言っちゃうもんね。 出典は

    美辞麗句(びじれいく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/03/01
  • 天地無用(てんちむよう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は天地無用(てんちむよう)です。 上下をさかさまにしてはいけません、と言う意味です。荷物などに書いてありますね。 この言葉は、誤解が多いよね。天地さかさまにすること無用である、ってことなんだろうけど、無用だけじゃ、しなくてもいい、って思うヒトにとっては、してもいい、も含んじゃう。 無用、って言葉の意味が、役に立たないこと、しなくていいこと、してはいけないこと、などと意味が広いんですよね。だから、禁止の意味に使うのに適していないんですよ。 しなくていい、は、してもいい、も含んじゃうって? 実際に、3割くらいのヒトが、天地無用は、上下気にしなくて良い、だと思っているという話もありますし、年配の方でも、そういうヒトも多いらしいですよ。 じゃあ、上下逆禁止、でいいじゃん。禁止っていういい言葉があるのに、なんで無用なんて言葉使うのかが判らない。完全な専門用語と化してるじゃん。時代に合わせて変えて

    天地無用(てんちむよう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/02/28
  • 名誉毀損(めいよきそん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は名誉毀損(めいよきそん)です。 他者の名誉を傷つけること、です。 不当に、とか、ウソで、とか付くんじゃないの? 不当、は、この場合、何が不当かは、主観的だからつけませんでした、日の法律では、ウソではなく真実でも、他者の名誉を傷つけることは犯罪です。この場合の名誉は、社会的評価です。 当のことでもダメなんだ、へ~。毀損の毀ってむずかしい字だな、あんまり使わないな。 でも常用漢字ですよ、現在の常用漢字は、書く、ではなくて、打つ、ことを前提にしていますから「」とかも常用漢字ですけど。 毀は、訓読みでは、毀(こぼ)つ、毀(こわ)す、なんて読みますね。 こぼつ? あんまり使わないですよね、古語ですよね。昔は、毀(こほ)つ、と言って、使いました。まあ、壊す、という意味です。 ヒトの名誉、社会的地位を壊すことか、良くないね、気をつけましょう。 出典はわかりません。

    名誉毀損(めいよきそん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/02/27
  • 博文約礼(はくぶんやくれい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は博文約礼(はくぶんやくれい)です。 立派なヒトは、幅広く偏りなく学び、ものごとの要点をまとめて話す力がなくてはいけない。ということです。 そんなに意味があるんだ。ものごとの要点をまとめなきゃダメなの? どんなに頭がよく、知識があっても、何を話しているか判らなければ、立派なヒトとは見られない、と、孔子は言っています。 言いかえれば、ものごとを話すときには、考えてから、必要な部分をまとめて話す、それが出来ないのは、話す人も質をつかんでいないと言うことですからね。 はー、なるほど。会社の上司で、「あいつは何回言ってもわからない、最近の若いのは困る」とか言うんだけど、その上司、話は長いんだけど何言ってるかわからないんだよね。こういうヒトは立派とはいえないね。 その若者もいい迷惑ですよね。 自分の伝え方が悪いかも、って思うだけでも、思わないヒトより立派だし、判りやすい言い方を意識するね。

    博文約礼(はくぶんやくれい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/02/25
  • 暴虎馮河(ぼうこひょうが) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は暴虎馮河(ぼうこひょうが)です。 無謀なこと、です。 トラと素手で戦ったり、大河を、歩いて渡るような、考えの無いこと。です。 トラと戦っちゃダメだよね。大河は、どのくらいなの? 中国の、黄河です。河口の幅が17キロ位あります。 もう向こう側が見えないね。誰がそんな無茶したの? 誰もしていません、こんな無謀なことはダメよ。ってことです。 孔子が弟子を「道をともに行くなら彼だ。」ほめた時に、それを面白くないと思った、武勇自慢の弟子が「じゃあ、戦争で戦うときは誰と行いますか」と聞きました。 それは、オレでしょ!オレ!みたいな感じの子供みたいなヒトだね。 それを、孔子は、暴虎馮河のような、考えの無いものとは行わない。と言ったのです。この話は「論語」に出ているのですが、暴虎馮河は、その前に「詩経」にも載っています。「詩経」には最初の四字熟語と言われている「他山之石」が出てますからね。 不敢暴虎

    暴虎馮河(ぼうこひょうが) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/02/24
  • 文質彬彬(ぶんしつひんぴん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は文質彬彬(ぶんしつひんぴん)です。 ヒトの中身と見た目の調和が取れていること。 なんか、余計なお世話感を感じるんだけど。調和ってなによ。 ヒトは、見た目ばかりだと、軽く見えるし、中身のみで、見た目を全く気にしないと、やぼったく見える、調和が大切ってことです。 じゃあ、にわとりさんみたいに、トサカがステキなダンディーは、中身も超充実しなさい、ってこと? え?!あ~、そういうことじゃなくて、見た目は、服装や礼儀正しさのことです。 あー、見た目って、イケメンとか美人ってことじゃないのね。この言葉は、質の意味は、中身ってことは判るけど、他はどういうこと? 彬彬は、調和が取れていることで、彬は、彬(あき)らか、とも読みます。 文は、文(かざ)る、とも読みます。文様(もんよう)なんて言葉もありますね。 模様(もよう)と、文様、何がちがうの? イロイロ説があるようですが、英語なら同じPattern

    文質彬彬(ぶんしつひんぴん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/02/23
  • 日常茶飯(にちじょうさはん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は日常茶飯(にちじょうさはん)です。 いつものこと、ありふれたこと。日常茶飯事、茶飯事、という使い方もします。 お茶や、ご飯のように、ごく当たり前のこと、ってことだよね。昔は、べ物に困ることも多い気もするんだけど。 日常茶飯と同じ意味で、家常茶飯(かじょうさはん)と言う言葉がありまして、これは禅の道元(どうげん)のに出ております。 お坊さんは、今も昔もお金持ちなのか。 内容は、耳で説法を聞くのは、家常の茶飯(この場合、どこにでも、いくらでもいる、ということ)眼で説法を聞くことは出来る人と出来ない人がいる、と書いてあるそうです。 耳で聞くでしょ、普通は。 耳で聞いて、ハイハイ判りました、ではなく、現実のヒトの営みの中からも、説法の意味を感じ取り、吸収することは、誰にでも出来ることではない。と言いたかったんですね。 あーなるほど、お金持ち自慢じゃないのか。とにかく日常茶飯、家常茶飯は、

    日常茶飯(にちじょうさはん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/02/22
  • 一路平安(いちろへいあん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は一路平安(いちろへいあん)です。 旅人などが出立するときなどに、旅路の無事を祈って言う言葉、です。中国の長編古典文学作品「紅楼夢(こうろうむ)」が出典です。 おお、「三国演義」「水滸伝」「西遊記」に並ぶ「紅楼夢」か「紅楼夢」は、読んだこと無いけど。 貴族の没落と、若者たちの感情を細やかに描いた傑作です。 戦わないから読まなかったんだよな。「紅楼夢」ってことは、清王朝の前半位の時か。日は、江戸時代だね。ところで、どうやって使うの? では、御気をつけて、一路平安。みたいな感じです。 それ、中国語の時は、いいけど日語では変じゃないの! かえるさんも、そう思います。日では、書き言葉でしょうな。彼の一路平安を念じつつ、その場を去った、みたいな。 ああ、いい感じだ、しっくりきた。 出典は、曹雪芹(そうせっきん)の「紅楼夢」でした。

    一路平安(いちろへいあん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/02/21
  • 紆余曲折(うよきょくせつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は紆余曲折(うよきょくせつ)です。 事柄が複雑な事情をたどること。道や川が曲がりくねっている様子。のことです。 これは、けっこう使うよね。紆余曲折ありましたが、いまでは楽しい思い出です、みたいな。 そうですね、早い話”イロイロ”ですよね。 そうだね、でもさ、川が曲がってたら、曲がった川、って言うよね、紆余曲折した川、って言うかな。 紆曲(うきょく)って言葉がありますが、道が紆曲している、なら使いますかね。でも、しゃべり言葉じゃなくて書き言葉なら紆余曲折も使いますかね。 あーそうか、書き言葉なら、紆余曲折も使うかも、書類とか、報告とか。曲がってる、とか使いにくい書類もあるからね。 「紆」ってどういう意味? まがる、まがりくねる、と言うような意味です。 紆余曲折はとにかく、曲がって折れて、ってことなんだね。 出典はわかりません。

    紆余曲折(うよきょくせつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    applebaka
    applebaka 2017/02/20