「カワウソのような動物を見た」という目撃情報が栃木県那須町で相次でいることを受けて、町と環境保護団体が正体を明らかにしようと、詳しい調査を始めました。 この動物の正体を明らかにしようと、那須町と環境保護団体は14日から詳しい調査に乗り出しました。 初日はおよそ20人が参加し、動物が通りそうな川の周辺の場所に合わせて4台の定点カメラを設置したほか、ドローンを使って上空から捜索を行い動物が映っていないか確認しました。 また、情報提供を呼びかける看板を設置したり、川の周辺で発見した動物の足跡やふんを採取したりしました。 野生のカワウソをめぐっては、去年、長崎県の対馬で38年ぶりに国内で生息が確認されています。 町と環境保護団体は、ことし12月末まで調査を続ける方針で、那須町の山田正美副町長は「カワウソの可能性は極めて低いとは思うが、外来種の動物だった場合は生態系にも影響があるので、しっかり調査し