ニュース 「ネットに押され、映画が危機的状況に」 映画監督語る 「インターネットは確実に人々の習慣を変えつつあり、その影響で今は映画や音楽、出版などすべての業界が変動期を迎えている」とアイルランドの映画監督ニール・ジョーダン氏は語っている。(ロイター) 2010年10月26日 13時15分 更新 映画制作は目下危機的状況にあり、映画監督は皆、足場を見いだすのに必死で、多くが生き残りに苦戦している――。 その大きな原因はインターネットで、映画館から従来の観客を奪い、映画監督が作品を作るのを難しくしていると、アイルランドの映画監督で、東京国際映画祭のコンペティション部門審査委員長ニール・ジョーダン氏は10月25日に語った。 「映画制作は目下、実に危機的な状況に置かれている。それは、わたしが知っている映画監督がほとんど皆、失業中であるという事実からも明らかだ」とさらに同氏は続けている。同氏はアカ