太陽の塔、「芸術は爆発だ」という言葉で知られる芸術家 岡本太郎。twitterの岡本太郎botをフォローしたことから彼への興味が沸き、著書「自分の中に毒を持て」を読みました。1ページ読んだだけで、掌が汗でじんわりと滲み、胸をぐぅぅぅっと掴まれたように苦しくなり、「出会ってしまった」という実感に包まれたのです。 若者に読んでほしいとか、もっと早くにこの本に出会いたかったとか、考えたりするんですが、それ以上に「自分を危険にさらす」その覚悟をもらえる本です。 危険な道を選択するということ この本の中で、繰り返し繰り返し強調されることは、「危険な選択肢を選ぶ」ことです。岡本太郎がどれだけ、愚直なまでにその生き方を貫いてきたか、圧力と熱気をともなって語りかけられます。 「危険な道をとる」 いのちを投げ出す気持ちで、自らに誓った。死に対面する以外の生はないのだ。 よく考えてみてほしい。あれかこれかとい
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