衆議院選挙を前に野党側は連携に向けた調整を進めていますが、立憲民主党と共産党の間では、70の小選挙区で候補者が競合する状態になっていて、今後どこまで一本化できるかが焦点になりそうです。 衆議院議員の任期を10月21日に控え、立憲民主党は、こんどの選挙では289ある小選挙区でできるだけ与野党が1対1で争う構図を作りたいとして、野党候補を一本化するための調整を続けています。 このうち共産党との間では、首都圏や近畿などを中心に現在も70の選挙区で候補者が競合する状態になっています。 共産党は、比例代表の得票につなげるため多くの候補者を擁立したい考えで、選挙区によっては立憲民主党が候補者を取り下げるなど対等な協力関係が必要だと主張しています。 一方、立憲民主党は、野党候補に票が分散することで与党を利するのは避けたいとして、できるだけ多くの候補者の取り下げを求めていく方針です。 ただ、立憲民主党を支