大学院生・研究者の就職支援や研究・教育支援事業を行うアカリクが、日本語に対応したLaTeXのオンラインコンパイルサービス「Cloud LaTeX」を2014年7月4日に譲受し、β版をリリースしたそうだ(プレスリリース)。 LaTeXは、研究者・学生が論文やレポートを作成する際のテキストベースの組版処理言語として使われているが、開発環境の構築やファイルの管理が面倒であるという問題があった。この「Cloud LaTeX」はWebブラウザでアクセスでき、クラウド上で文章の作成や管理ができるサービスとして開発された。また、同様のサービスは海外でも展開されているが、日本語や中国語などのマルチバイト言語へのローカライズがされていなかった。