北海道旭川市の旭川刑務所が、受刑者用のベッド付きの個室を導入した。法務省矯正局によると、山口県美祢市や島根県浜田市などにある官民協働方式の刑務所ではベッド付きの個室を導入した例があるが、国が管理運営する刑務所では全国初という。 旭川刑務所は、刑期が10年以上や、再犯など犯罪傾向が進んだ受刑者向けの刑務所。受刑者の高齢化や寒冷地であることを考慮し、建て替えに合わせて洋式の個室を導入した。 10月に報道陣に公開された新しい個室には、木製の机とベッドが置かれ、壁掛けのテレビもある。広さもこれまでの3畳の和室より約1・5平方メートル広い7・5平方メートルとなった。
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