米映画『セックス・アンド・ザ・シティ』が日本でも公開され、ニューヨーク在住の40代キャリア女性たちの友情や恋愛模様が多くの女性たちの共感を集めた。中でも注目されたのは、そのライフスタイル。“まるでファッション雑誌のよう”と評された彼女たちのワードローブやスタイリッシュなインテリア、レストランでの食通ぶりなど、その華麗な私生活は女性たちのため息を誘った。 そんな今、我が日本でも、彼女たちの生き様を地でいくような女性たちが数多く出現し、巷で「晩嬢(バンジョー)」と称されているのをご存知だろうか。名付け親は、7月に出版された『晩嬢という生き方』(プレジデント社)の著書・山本貴代氏。博報堂生活総合研究所の上席研究員を務める山本氏は、女性の意識行動研究を専門とし、東京のOL113名をネットワークした「女の欲望ラボ」を主宰。そこで得られた多数の回答をもとに著したのが同書だ。山本氏は本の中で、晩嬢を「晩