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ブックマーク / starocker.hatenadiary.org (13)

  • はてブのホットエントリは集合知とは無関係 - sta la sta

    最近、集合知としてのはてブについて改めて考えてました。 集合知とは、「適切な状況の下では、人々の集団は、その中で最も優れた個人よりも優れた判断を下すことができる」ということです。 そして適切な条件とは、 多様性 独立性 分散性 集約システム です。 (参考:Wisdom of crowds - My Life Between Silicon Valley and Japan) 多様性の観点では、はてブのユーザは実に多様だと思います。 それぞれ興味のある分野はもちろん、記事をブクマする際のポリシーも各ユーザで異なるでしょう。 次に、一つ飛ばして分散性です。 そもそもインターネット自体、分散している拠点やユーザを相互に繋いでいるものですし、その意味で、はてブは分散性を確保していると言えるでしょう。 そして集約システム。 言わずもがな、これははてブそのものですね。 分散しているユーザをはてブが統

    はてブのホットエントリは集合知とは無関係 - sta la sta
  • はてブに欲しいタグのクラスタ機能 - sta la sta

    昨年の夏頃から、写真共有サービスFlickrにクラスタ機能が実装されました。(参考) 実際にFlickrを何度か使ってみて、今のはてブに足りないもの(=欲しいもの)は、このクラスタ機能だなと感じました。 例えば、Flickrで「sky」タグで検索すると以下のような結果が表示されます。 この検索結果の左の方にある「sky clusters」というリンクをクリックしてみます。 ここでは「sky」というタグに関連深いものとして、「blue」「sunset」「tree」と「clouds」「trees」「water」という2つのクラスタが構成されています。 ここでは「clouds」「trees」「water」を選択します。 こうしてただの「sky」というタグから「clouds」「trees」「water」に関連深い空の写真へ辿り着けました。 早い話、これをはてブでやりたい、やってみたい。 ある意味で

    はてブに欲しいタグのクラスタ機能 - sta la sta
  • はてブのインプレタグについての雑感 - sta la sta

    はてブに関する議論が盛り上がっているようだ。 [参考] Vente en viager Angoulême: vendre sa maison en viager à Angoulême (16 000) | はてなブックマークはココが素晴らしい! 実に対照的なエントリで、両者それぞれ面白い意見だと思った。 両エントリともにはてブでホッテントリになったことから、はてブ界隈におけるこの議論に対する関心の高さが伺える。 特にはてブのタグ付けに関して、前者はタグが多すぎて無駄と言い、後者は検索において冗長性を生むという利点を指摘しており、どちらも正しい意見だと感じた。 私はかつて、タグの多様性がはてブのソーシャルを失してしまうのではないかと危惧していたが、最近はもう少しオプティミスティックな考えを持てるようになった。 きっかけは「あとで読む」だ。 以前、「あとで読む」は面白い - sta la

    はてブのインプレタグについての雑感 - sta la sta
  • はてブにおけるホットな話題と普遍的な話題 - sta la sta

    はてブのトップページには はてなブックマークは気になるページを自動で整理しホットな話題も教えてくれる便利ツールです。 という宣伝文句が書かれているが、そろそろ変えた方がいいんじゃないかと思った。 『気になるページを自動で整理し』はまあまだいいとして、(若干引っかかるけど) 引っかかるのが『ホットな話題も教えてくれる』という文句。 言うまでもなく、『ホットな話題』とははてブユーザの投票によって決められるホットエントリ/注目エントリの事だろう。 問題は、当該情報がどこでホットなものとして扱われているかだが、今のはてブを眺めていると 『はてブでホット』或は『はてなでホット』という表現が最も適当に思える。 ネットの縮図としてみるには、はてブはやや偏っている。 今日、友人数名と久々に飲む機会を得た。 が、そこでの会話に時折ついていけないことがままあった。 悲しい事に、私のテレビは現在故障中なので、若

    はてブにおけるホットな話題と普遍的な話題 - sta la sta
  • 過渡期としてのはてブ - sta la sta

    問題は、当該情報がどこでホットなものとして扱われているかだが、今のはてブを眺めていると『はてブでホット』或は『はてなでホット』という表現が最も適当に思える。 ネットの縮図としてみるには、はてブはやや偏っている。 この点に関して補足しておきます。 はてブのホットエントリ/注目エントリには、しばしば無断リンク問題やモテ・非モテ、はてブコメントといった話題が登場してきます。 また、はてばダイアリーの大御所さんやはてなに馴染みの深いブロガーさんの記事もよく見られます。 こうした現状を俯瞰して思うのは、はてブにおいて『ホットな話題』として取り上げられている情報の一部分は、ネット一般のホットとは違っているなぁということです。 ITmediaが『ネットで話題の「モテ・非モテ」とは!?』といった特集を組んだりは恐らくしないだろう、ということです。 そういった意味で『やや偏っている』と表現しました。 思うに

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  • 社内ブログが失敗する7つの理由 - sta la sta

    http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=954 社内ブログの成功例と未来への展望が書かれたこの記事を見て、 確かにこうなれば素敵だなーと思いつつ、どこか冷めた目線で見てる自分に気付いた。 うちの会社もご多分に漏れず、社内ブログとやらを導入済みである。 しかし、この記事のようにはっきりと「成功」とは言えない状況なのが正直なところ。 はっきり言えば「失敗」である。 ではなぜ失敗したのか。その理由を思いつく限り纏めてみたい。 1.ブログとは何か?を説明しないで始める 恐らく、世のほとんどの人がブログを知っている、という認識は現状ではまだ通じない。 特に年配の社員や女性社員は、その多くが「ブログって何?」「ブログってWeb日記でしょ?」といった認識の持ち主であった。 社内ブログを始める前に、必要最低限のブロ

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  • ソーシャルブックマークとセルフブックマークに関する一考察 - sta la sta

    最近、セルフブックマークが賛否両論を呼んでいるようです。 個人的には、セルフブックマークは問題ないと考えてますので、その辺の話を纏めてみます。 ソーシャルブックマークにおけるブックマーク ソーシャルブックマークでブックマークされる記事は、基的には 誰かの心に留まった記事 だと思います。 『心に留まる』理由としては、興味深い記事だから、というのが最も多いでしょうが、 その逆に、大した意味の無い記事だから(逆に興味を持って)、敢えてブックマークする事もあり得るでしょう。 つまり、ブックマークする基準は十人十色であり、誰かにとっては大した意味の無い記事でも、他の誰かにとっては興味深いものかもしれませんし、極論、その記事を書いた人にとってはブックマークするに値する(興味深い)記事だと思います。 『誰かの心に留まった』の『誰か』が『その記事の書き手』であっても良いわけです。 ソーシャルブックマー

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  • はてブxコメントx雑感 - sta la sta

    そもそも、個々人のメモ程度の意味合いで用意されてるはてブコメントを、ブクマした人全員分のコメントを集約して見せることするから、いろいろと問題が発生するんだろうなー。 コメントが誰にも見られないなら、そもそもネタに走ったり過激な発言したりってことも、徐々に沈静化または飽きてくるんだろうなー。 いっそ、id:jkondoさんやid:naoyaさんのエントリをブクマして、みんなで「し(省略)」ってコメント付ければ、 『はてブコメントにプライベートモードを用意しました(ぷんぷん)』 『他人のはてブコメントは見えなくしました(ぷんぷん)』 『はてブコメントを廃止しました(ぷんすかぷんすか)』 とかなって、一応決着したかに見えたのも束の間、今度は「はてブコメントは必要だ」という議論に花が咲くことになるんだろうなー。 ところで、はてブコメント問題は当然として、例えば無断リンク問題が今ほど活発に議論される

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  • はてブコメントのみで批評を完結しないで欲しい - sta la sta

    はてブコメントで批評するな、とは言いません。 ただ、はてブコメントで批評する際には、きちんと最後まで主張して欲しい、というのが私の考えです。 理由1:批評の続きが気になる 以前、私のエントリをブクマした方の中に、「考え方が間違っている」というはてブコメントをつけている方がいました。*1 そういった意見をもらえるのはありがたいことですが、ただこの場合、 具体的にどの箇所が間違っていると感じられたのか はてブコメントを付けたあなたの意見はどうなのか といった点が不明なため、しばらく気になりっぱなしでした。 そのコメントをつけた方は、 はてなダイアリーを開設していなかった 私のブログに対するトラバやコメント欄への書き込みは無かった ために、上記2点に関しては結局分からないままです。 こういった批評は自分の視野を広げるチャンスであると考えているだけにすごく残念でした。 ブクマ先の内容に関して賛成や

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  • はてブと2ちゃんと裏世界と情報操作 - sta la sta

    http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20051110/114194/ どうもこの記事のライターは、Webページの裏が2ちゃんねるであるという前提のもとで、はてブ=裏世界という主張を行っているように思われる。 それは なんだか、掲示板みたいにも見えるけど、純然たる匿名のコメントではない。ハンドルネームのコテハンに近い。 という記述からも伺える。 なんとも配慮に欠けた記事内容だと言わざるを得ない。 現在の2ちゃんねるは、「電車男」や「のまネコ」の影響もあって随分と世間に認知されてきたが、それでもまだ2ちゃんねるに対してはネガティブな印象を持っている人が多いだろう。 2ちゃんねる上で何かしらの犯行予告がなされ、それがメディアで報道されるたびに、「2ちゃんねるは怖いところだ」「2ちゃんねるには変な人が多い」という印象が刷り込まれていく。 この記事の言葉を借りるなら、2ち

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  • はてブの弱いところは情報のoutputだと思う - sta la sta

    今のはてブは、情報のinputには強くてoutputには弱いように思う。 input(ブクマ時)では、 キーワードの自動抽出とカテゴリ化 タグ付けによる柔軟な分類 コメント追加による裏世界創造 と、様々な機能をはてなは提供している。 一方、output(ブクマエントリの取得)に関しては 注目/人気のエントリー カテゴリ/キーワード/タグ別の表示 お気に入り機能 キーワード検索 URLで絞り込み 等、機能の数は多いのだが、(inputに比べて)どうも柔軟性に欠ける気がする。 例えば、注目/人気のエントリーはシステマティックに情報を表示しているだけだ。 またカテゴリやキーワードによる分類が適当でない場合も多いと思われる。 試しに「ウェブ」というカテゴリを見てみると、大体はウェブ関連のブクマであるが、やはりいくつかの「ノイズ」が入っている。「一般」というカテゴリでは、何がなんだかわからないのが正

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  • 無断リンク賛成/反対派は、議論のレイヤーが違うがために歩み寄れない - sta la sta

    「無断リンクは禁止です!」と言う人は、多くの場合それを「マナー」の問題だと捉えています。 また「リンクは自由だ!」と言う人は、多くの場合それを「技術」の問題だと捉えています。 両者は明らかに議論のレイヤーが異なっています。 イメージ的には「技術」が下位レイヤーで、その上位に「マナー」というレイヤーが存在すると思います。 レイヤーが違うと言うことは、両者の使用するプロトコルが違うと考えてよいかもしれません。 当然、プロトコルが異なれば、両者は互いにお話ができません。 そのことが、両者の歩み寄りを長い間妨げている要因の一つではないかと思います。 ちょっと前に、長野県の図書館の入り口に「(お願い)悪臭の苦情が多いので 衣服を清潔に!」の張り紙をしたところ、市民らから「人権問題ではないか」と指摘があり、結局その図書館は張り紙を撤去した、という事例がありました。 これも、図書館側は「図書館では周りに

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  • そろそろ次のはてブを考えたい - sta la sta

    当初、私ははてブをニュースサイトとして捉えていたのだと思います。 ある意味ではそれは正しいと思います。実際、日々のニュースがはてブにブクマされていますし、私もよくブクマします。結果として、はてブはニュースサイトとしても機能する事が出来ています。 でもそれは、はてブの質ではないとも思います。 でははてブの質は何かと問われても私には正確に答える事はできませんが。 少なくとも今のはてブは巨大なデータベースと化していて、要はそのデータの見せ方でニュースサイトのように振る舞っているだけです。 あくまでも、はてブの一側面がニュースサイト的に見える、と。 では他の側面はどうなんだと言えば、それは一過性ネタ*1を取り上げたり、Webに埋もれてしまった過去の情報を吸い上げたりと、他にも考えればいくらでも出てくるでしょう。 ただ、現状のはてブは時間軸に重きが置かれているように感じられます。 はてブのトップ

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