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ブックマーク / t-kawase.hatenadiary.jp (4)

  • 「少年愛」と「ヤオイ」 - 美徳の不幸 part 2

    今日、ミネラルウォーターを飲みながら読んでいたのはこの。 隠喩としての少年愛―女性の少年愛嗜好という現象 作者: 水間碧出版社/メーカー: 創元社発売日: 2005/02メディア: 単行購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (20件) を見る感想は、うーん、難しいな。「少年愛」や「ヤオイ(著者は、現在のBLを含む広義の同性愛ファンタジーをこう呼び、森茉莉から24年組の作品を「少年愛」として区別しているようだ)」のメカニズムがすっきり判る評論ではなかった。著者は、SM的なポルノグラフィーとしての側面を強めている現在の「ヤオイ」の隆盛に対しては、批判的な視線を持っている。著者は「攻め×受け」が跋扈する(笑)最近のヤオイを、「同性愛ファンタジーは性に対峙することのできない少女の脆弱さの現れ」という世間の批判に対する「過剰適応」且つ「反作用」と見なしている(この辺はなかなか面白

    「少年愛」と「ヤオイ」 - 美徳の不幸 part 2
  • BL脳を何とかせよ - 美徳の不幸 part 2

    今日は街中のマンガ屋さんや、前に宣言したセクシュアリティ研究の一環として「萌え」やら「BL」の現状を探るべく、同人誌がおいてあるまん○らけやK-BO●KSなどに出向く。そこで、人混みと同人誌に込められている「欲望」に酔っちゃった(笑)。なめてました、この対象を。尋常な量じゃないよね。その細分化の度合いもすごいし(「受」「攻」だけで最低2パターンがあるし・・・)。こりゃ、生半可なことじゃ研究なんて出来ないや。プレミアがついている同人誌の値段を見ていると、金銭感覚が狂う。 その後、ある喫茶店でケーキセットなどを頼み休憩していたのだが、この喫茶店、注文とりに来たのが初老のひげオヤジで、ケーキとコーヒーを厨房から持ってきてくれたのは中年オヤジ(ケーキやらパフェが売りのお店なのに!!)。何ですか、この組み合わせは。しかもその時読んでいたのが、よしながふみ先生の。「こ、このふたりわ・・・」と、すっか

    BL脳を何とかせよ - 美徳の不幸 part 2
  • はてなブックマークの「暴力性」 - 美徳の不幸 part 2

    については、kanoseさんが論じて以来、色々火がついちゃったが(公開はてブを止めた人とかも出てきているし)、僕が愛読していたあるブロガーの方も「はてブでの暴言が耐えられない」という理由で、ブログを閉鎖してしまいました。残念。 僕自身、kanoseさんのエントリにブックマークを付けて一言述べたが、短い字数の中で、いかにクリティカルに表現できるか、要するにコピーライトのセンスが問われますよ、と書いた。2ちゃんのような書き捨てコメントが延々連なったら、僕もいやーな気持ちになるだろう、死ねばい(以下略)、と呪詛しながら(笑)。 追記:このところ見に行くブログでも、自分のエントリに付けられたはてブコメントに延々絡む人がいたりして、なかなか収拾がつかないなあ。あ、僕自身は「はてなブックマーク」のコメント欄をなくした方が良いとは思っていませんよ。上記で述べたように、自分のコピーセンスが晒されているわけ

    はてなブックマークの「暴力性」 - 美徳の不幸 part 2
  • 「モテ」「非モテ」論争 - 美徳の不幸 part 2

    ブログ界を今のところにぎわせている「モテ」「非モテ」問題、僕としては、もちろん興味はあるのだけど、結局のところ「非モテ」との自己認識を持つ者が、どのような自己肯定に至れるのかというところをぐるぐるしているだけ、という気がしているのも事実(田透氏のは、まさにそういうだ)。僕は、ある意味きつい言い方だが、そこにある種のねじれたナルシズムまで感じてしまう。 そもそも「モテ」と言っても、複数の人に言い寄られるというより、異性と適度なコミュニケーション、もしくはスキンシップ(これ大事)を取れる人のことを「モテ」と言っているだけのような気もするし。もしもそうなら、この「モテ」は、それほど非難されるような存在ではなかろう。まあ、DQNと等号で結べるような連中なら別だが。 「他者」とどれだけ向き合えるか、なんて言うと大上段な言い方になるが、「非モテ」との自己認識を持つ人は、もう少しその点を考えた方が

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