阪堺電気軌道の低床式車両(LRV)「堺トラム」が25日、阪堺線の我孫子道(大阪市住吉区)-浜寺駅前(堺市西区)間で営業運転を開始し、午後2時8分の初運行便の出発に合わせて浜寺駅前停留場で記念セレモニーが行われた。低床式車両の導入は関西初。 セレモニーでは山本拓郎社長が「堺トラムの導入を機に、さらに阪堺電車に親しんでいただきたい」とあいさつ。多くの鉄道ファンらが見守る中テープカットを行い、我孫子道に向けスタートした。 堺トラムは、床が停留場のホームとほぼ段差なく乗り降りができ、高齢者や車いす利用者らに優しい。約2億5千万円の費用は堺市が3分の2を負担。路線存続を願う市民らから寄せられた寄付金約1170万円も含まれている。 路線廃止の動きもあった中で存続運動を続けてきた市民団体「未来へつなごう!堺チン電の会」の堀畑好秀会長(70)は「阪堺線存続のシンボルともいえる堺トラムの運行開始は感無量。さ
営業運転を開始したLRV「堺トラム」=堺市西区 【白石昌幸】阪堺電気軌道の路面電車・阪堺線で25日、関西初の導入となる低床式車両(LRV)の「堺トラム」が営業運転を開始した。午後2時8分、堺市西区の浜寺駅前発我孫子道行きの一番電車が出発。車内は鉄道ファンらで満員となった。 「堺トラム」は全長約16メートルで定員76人。乗降口までの高さ… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。PR情報
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