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2020年4月20日のブックマーク (2件)

  • 健康ディストピア

    「健康は義務です、不健康は犯罪です」とアナウンスしながらドローンが行き交い、市民の健康係数を測定する。サーモグラフィで自動測定し、体温が高いと「風邪で休まないのは犯罪です」と勧告する。 健康係数が良いなら、健常者と判定され、執行対象にはならない。 しかし、規定値を下回ると、潜在的な不健康者として判定され、様々な制限が加えられる。事制限や運動が義務化され、タバコ等の嗜好品が限定されたり、保険金の割引オプションが利かなくなる。 さらに悪くなると、当人の健康状態が周囲への悪影響を及ぼす潜在感染犯と判断され、執行対象となる。マスクと手袋の着用が強制され、守らない場合は捕縛され、厚生施設でセラピーが施される…… ……という物語を思い浮かべたのは、御田寺圭さんの「コロナ後の世界」に忍び寄る「健康・健全ディストピア」を読んだから。コロナ禍の先、社会保障や医療リソースが制限され、健康であることがルール化

    健康ディストピア
    aqulos
    aqulos 2020/04/20
    不健康であれば処分される時代。
  • 「コロナ後の世界」に忍び寄る「健康・健全ディストピア」(御田寺 圭) @gendai_biz

    Happiness is Mandatory. Citizen, are you happy? 幸福は義務です。市民、あなたは幸福ですか? ――これは1984年にリリースされ、いまなお全世界で多大な人気を博している、近未来ディストピアSFをテーマにしたゲーム「パラノイア」におけるもっとも有名なフレーズである。市民社会を支配するコンピューターが、市民に対して疑心暗鬼になり、誇大妄想に基づいて自身が求める感情的・行動的規範に応じない者を「反逆者」とみなし、処罰する世界が舞台となっている。 しかしながら、「事実は小説より奇なり」とはよくいったものだ。フィクションの世界ではなく、私たちの現実社会でもあるひとつの観念が、まさしく「義務」に変わろうとしているからだ。 ただし、私たちの現実において義務化されるのは「幸福」ではない。私たちが「アフター・コロナの世界」で直面するのは、すなわち「Healthi

    「コロナ後の世界」に忍び寄る「健康・健全ディストピア」(御田寺 圭) @gendai_biz
    aqulos
    aqulos 2020/04/20
    健康格差社会へ。