世界自然遺産への登録を目指す鹿児島県の奄美大島で、希少種を襲うマングースの駆除が進み生息数が減る中、今年度は先月までの5か月間に1匹も捕獲されていないことが分かりました。環境省は「奄美のマングースは根絶間近にある」として、引き続き対策を進めることにしています。 環境省の沖縄奄美自然環境事務所によりますと、奄美大島のマングースはピーク時にはおよそ1万匹いたとされましたが、わなや薬剤を練り込んだ餌を使った対策などを進めた結果、現在は50匹以下にまで減少したと見られています。 そして生息数の減少に伴い、捕獲されるマングースの数も年々減ってきていて、今年度は先月までの5か月間に1匹も捕獲されていないことが新たに分かりました。 環境省は捕獲数の減少や、監視カメラに映る頻度などから「奄美のマングースは根絶間近にある」としていて今後、引き続き対策を進め、2022年度末までに完全な排除を目指すことにしてい
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