何度読んでも面白い本には、そう出会えません。初見の新鮮さ、二回目の熟読、時間を開けて読み直したときの再発見。私にとって、そんな魅力を持つ作家の1人が「panpanya」さんという漫画家です。 コアなファンが多いながらも、特徴的な絵柄と言語化が難しいストーリーの数々。今回、その全175話の作品を読み直し、その魅力と、中でもおすすめの24話を紹介します。 (『商店街のあゆみ』の発売にあわせて更新しました:2023.12.27) コアなファンが多い作品この漫画家と出会ったのは、青山ブックセンター。残念ながら、どこにでも置いてある本ではありません。 バーグハンバーグバーグ創業者のシモダさんやGUILDの深津さんは、こんな風に紹介しています。 独特な感性によって描かれる世界観は微熱のときに見る夢に似ていて、懐かしさとカオスが感じられて頭がぼーっとしてきます。他の著書もそうですが、この作品を読んでいる
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