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2021年1月12日のブックマーク (2件)

  • お金に困っている人のほうが、お金がかかってしまう

    精神保健福祉の分野では、精神科医が主役ではない場面がとても多い。 保健師・ソーシャルワーカー・市役所福祉課職員・警察官や弁護士といった他職種によるサポートこそが肝心なことがしばしばある。 クライアントの生活を支えるためには、多職種による連携が必要だ。 そうやって色々な職業の方とクライアントのお金の問題をディスカッションしている時に、ふと、右のようなことが頭をよぎることがある。 ――「今の世の中って、お金に困っている人のほうが、お金がかかってしまうんじゃないか」――と。 どういうことかというと、生活費が入ると右から左へ全部使ってしまう人や、いわゆる“やりくり”が出来ない、というより“やりくり”が完全に欠落していて、そのせいで経済的にますます困ってしまう人があちこちで見受けられるからだ。 しかも、そういう人は精神保健福祉のリーチする内側だけに存在するのでなく、外側にもかなりの確率で混じっている

    お金に困っている人のほうが、お金がかかってしまう
    arajin
    arajin 2021/01/12
    「金銭管理のできない人の支援」
  • ゴリラに育てられた4年間の話

    小学3年から6年までの間、担任がゴリラだった。 もちろん正確には人間だったんだけど、なにせガタイがよく、振る舞いもゴリラのようだったので、生徒たちには「北ゴリ」と呼ばれて親しまれていた。 北ゴリは草履を履いて生活し、機嫌がいいといつのものか分からない昭和歌謡を歌い、毎日マウンテンバイクで隣県の家から学校に訪れては、日が暮れるまで体当たりで子どもの相手をした。すべてが風変わりなゴリラだった。 北ゴリの授業は自由だった。彼はゴリラらしく、われわれ小ザルにもわかる作法で勉強を教えてくれた。 算数で体積を習った日の宿題は、いっぱいに張った風呂に頭まで浸かって、減った湯の深さから自分の体積を計算するというものだった。 比率の授業には、醤油と酢と油を持ってきて、一番おいしいドレッシングの比率を計らされた。 円周率を初めて知る日には、コンパスで引いた円に沿って糸をなるべく正確に張りつける遊びをして、その

    ゴリラに育てられた4年間の話
    arajin
    arajin 2021/01/12
    「北ゴリの授業は学力に直結するものじゃなかったかもしれないが、」学力には直結してるでしょ。テストの成績には直結しないだけで。