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2024年5月5日のブックマーク (1件)

  • 1982 「夢分析とつげ義春」

    「夢分析とつげ義春」 1982年 ユリイカ三月号 つげの作品はこよなく宗教的である。私は今までつげの劇画なるものを一度も手にしたことはなかった。彼の作品ばかりでなく、誰の劇画も同様である。漫画とは「のらくろ」や「タンクタンクロー」など以来、ずっと御無沙汰してきたし、二度とつきあうこともないであろうと思っていた。しかし、今度編集子から、彼には『夢日記』があること、また彼のイメージの世界は夢によっていることなどといういわば挑発にのせられて、ドカッと送られてきた『ねじ式』以来の作品を勇を鼓して、一気に読んでみた。そして、そう思った、こりゃ実に宗教的だわいと。何故、そうか、以下その感じた通りを述べてみることにする。 最初、私をして戸惑わしめたものは、いざ彼の夢を分析家として解釈するとなるとその仕方についてである。普通、私のように夢の分析をする者が夢をもってくる被分析者と会うときは、絵を措いてもらう

    arajin
    arajin 2024/05/05
    「 「夢分析とつげ義春」 1982年 ユリイカ三月号」